統一教会に対するメディアスクラムは非常にありがたい。平素は韓国を論じるだけで排外、差別と断じるマスコミや左派の面々から「韓国とカルト」追及に“お墨付き ”を頂戴した。ならば裏社会、不法投棄などで名高い怪寺・平和寺本山(静岡県伊豆市)の韓国利権にも興味を持ってもらえるかな?
盛り土王国、不法投棄天国、そして新興宗教
また静岡県で土砂災害――。
台風15号の影響で23日夜から翌日未明にかけて静岡県内に大雨が直撃。SNS上には各地の浸水、冠水被害が投稿され、悲惨な光景にユーザーたちは恐怖した。
さらに掛川市遊家、浜松市天竜区緑恵台で土砂災害が発生。掛川市の土砂により男性(45)が圧死した他、浜松市の土砂は盛り土が原因とも囁かれる。
大雨予想を前に一部では熱海市土石流の二次災害、また県内の危険地域を心配する声も。掛川、浜松の被害はそんな懸念が的中してしまった。
地勢、地形上、静岡県内は土砂災害の温床となる山間部が多い。だがそれを差し引きしてもあまりに静岡は、土砂災害が多くないか。しかもそれが「盛り土」由来とすれば大雨ではなく「人災」だ。
盛り土、不法投棄、そして土砂災害は県内で多発している。
以前、紹介した伊豆市の怪寺・宗教法人平和寺本山を覚えているだろうか。【伊豆市】「平和寺」不法投棄事件も 行政の不作為?元役員が 激白「裸で静岡県庁を歩いてやった」
2020年、同寺敷地に投棄された土砂や廃棄物が付近の柿木川に流入。現在、処分費用を求め伊豆市は平和寺と係争中だ。
一方、平和寺は敷地に土砂や廃棄物を投棄したとみられる有限会社赤富士・菅沼田純一氏を告発した。
熱海市土石流の取材を始めて以来、県内外の盛り土業者を見聞したが“ペーパー会社 ”や“ 名義貸し”というケースが散見された。その通り、赤富士という会社自体も経営実態が見えない。
しかも菅沼田氏は2009年、富士市内の不法投棄で逮捕されている。同一の業者が繰り返すのも不法投棄、盛り土でありがちな現象だ。行政の想定を上回る手口や悪質さもあるがその反面“ 指導不足”も否めない。
善良な県民の方々には不快かもしれないが
「盛り土王国」「投棄天国」
不名誉な代名詞を命名せざるをえない。
そしてもう一点、静岡県東部、富士山周辺には「新興宗教」という存在が浮かび上がる。それはもちろん平和寺を含めて、だ。
日本最大級の パワースポット・富士山の麓に
静岡県は日本最大級のパワースポット、富士山がある。古くから霊場として信仰の対象になってきた。富士山麓周辺はかつてオウム真理教が教団施設を持ち、創価学会にとっても富士は重要な場所、あるいは世界真光文明教団(伊豆市)の施設からも富士山が一望できる。
新興宗教の見本市、こんな土地柄だ。富士山はスピリチュアルと相性が良いのか。
それは政治家人脈にも連なる。平和寺が建つ達磨山付近には「修養団捧誠会」(東京都豊島区)の施設「悠久世界平和郷」がある。
同団体と親密な自民党議員は少なくない。同施設を訪問した際、信者の話が印象的だった。
「ウチらは“先生 ”なんて言いませんよ。親しみを込めて“ ゲンちゃん”と呼んでますから(笑)」
ゲンちゃん、中谷元元防衛相のことだ。教派神道の系譜を継ぎ、保守色が強いため自民党議員と通じるのだろう。
平和寺本山も開山以来、自民党と関係が深かった。もとは二次世界大戦の陸海軍戦没者、原爆犠牲者の追悼を目的に発足したからだ。
前回記事では、漏電による火災で同寺役員の一人が死去したことを伝えた。この役員は伊豆市との裁判の被告でもある。親族によれば火災で中曽根康弘元首相の揮毫も焼失したという。この辺りからも保守人脈との関係性が見えてくる。
平和寺の特徴としてもう一点、重要なのが『昭和維新の歌』の作詞者で、5・15事件にも関与した故・三上卓元海軍中尉を祀っていることだ。戦前戦後、国家主義者として活動した三上のもとには右翼活動家が集まり野村秋介もその一人である。
右翼活動家にとって三上卓は神格化された存在だった。そこで平和寺にも多数の右翼活動家が集まってくる。同時に「反共」という性格も帯びたがゆえに韓国人脈も寺に関わり始めた。
「韓国人戦没者の遺骨返還事業」
朝鮮人戦没者の遺骨返還、慰霊が主事業になった平和寺本山。誰が言ったか「反日寺」と揶揄する声も起きた。
全方位的に 悪評の東光院智應
東光院智應。
平和寺本山について関係者に取材するとまずこの名が出てくる。団体の役員たちは決して関係が良好ではないが、いずれの関係者も東光院氏に対しては全く容赦がない。
共通するのは「東光院氏が来てから寺がおかしくなった」という訴えである。
同氏は、大阪市天王寺区の名刹「四天王寺」の支院「東光院」の出だと周囲に吹聴したという。 だが同院住職にも確認してみたが、東光院智應という人物に全く心当たりがないそうだ。
加えて「国際理事」の肩書を持つ宮永等という人物も遺骨返還を進めた一人だった。この人物の経歴も謎めいており、役員の間では「内閣情報調査室出身の元官僚」で通っていた。
これに韓国人活動家も呼応。在日本大韓民国民団(民団)も後押しするようになった。もちろん対北朝鮮、反共という点からしても右翼団体と韓国人は交流が深い。統一教会と酷似している。韓国ー右翼ー新興宗教、この解明が必要だ。
東光院&宮永両氏によって進められた朝鮮人戦没者供養・遺骨返還。やがて中国人慰霊も加わる。
戦時動員の朝鮮人労働者の遺骨をめぐっては過去、民主党・岡崎トミ子元参議院議員が質問に立った他、左派の市民団体が返還事業に関与してきた。2015年、北海道などで収集された115体が韓国に返還された。一方、平和寺本山の実績をみてみよう。
平成14年9月韓国朝鮮人犠牲者 第一次奉還 大阪南港フェリー~釜山港
遺骨48柱 霊位52柱 合計100柱
平成14年11月韓国朝鮮人犠牲者 第二次奉還 成田空港~ソウル空港
遺骨52柱 霊位240柱 合計292柱
平成14年12月韓国朝鮮人犠牲者 第三次奉還 福島空港~仁川空港
遺骨47柱 霊位104柱 合計151柱
平成15年3月韓国朝鮮人犠牲者 第四次奉還 札幌空港~仁川空港
遺骨51柱 霊位50柱 合計101柱
平成15年6月韓国朝鮮人犠牲者 第五次奉還 関西空港~仁川空港
遺骨102柱 霊位200柱 合計302柱
数を比較してもらいたい。これだけの返還実績がありながら日韓メディアはなぜ報じないのだろう。それこそ左派の活動家にすれば「熱烈歓迎」というものだ。ただそうした話は聞かない。
「怪しい」
と分かっているからだ。ある役員は声を潜める。
「つまり遺骨一体につき“ いくら”かで韓国側に売りつけているんです」
まるで遺骨の輸出だ。
さらに同役員は不可解な点を挙げた。
「しかも集めた遺骨の大半が福島県内のとある墓地で集められたものでした。その地域になぜ朝鮮人戦没者が埋葬されているのかも謎。とても本物の遺骨だとは思えません」
怪しい事業である。東光院氏はすでに寺から追放された。遺骨の真偽を確認すべく東光院氏と接触を試みているが実現していない。また同氏を知る人物と連絡はついたものの、ある時期から反応がなくなった。
粘り強くアプローチは続けたいが、なにしろ新興宗教絡みのトラブルは“ 韓国絡み”になるのが不思議でならない。
韓国自体が“反日教 ”という宗教団体と考えれば、トラブルの多さもさもありなん、だが…。
野村さんの書籍で在日寄りの発言があったりして不思議に思っていましたがこういう関係があるからなのかな?
彼はアンチ解同でもあったな。
被徴用韓国人の遺骨94体 50数年ぶり安葬へ
静岡市清水区の納骨堂で地域同胞が50数年間、管理してきた韓半島出身の被強制労働者の遺骨94体が来春、天安市の「望郷の丘」に奉還される見込みとなった。(中略)
民団清水支部から依頼を受けた日帝強占下強制動員被害真相糾明委員会と日本の厚生労働省は昨年から基礎共同調査を重ね、今年2月には「年内に奉還する」という基本趣旨で意見の一致を見ていた。だが、奉還時に発生する費用の負担をめぐっては、両国政府の間で意見調整が難航したため、最終的に民団清水支部の鄭仁模支団長を委員長とする「清水朝鮮人遺骨奉還推進委員会」が民間レベルで自主的に推進することで落ち着いた。
※鄭仁模=稲川会二代目東一家の総長・東裕次郎(東重欽)ことチン・インモ容疑者(69)…
「遠山の金さん」は桜吹雪の刺青見せますがやっぱりモデルは将軍様なんでしょうか
歴史上に金さんというお代官様いるんですかね
鎌倉時代から武将だった明智遠山氏の出自で実際に奉行職でしたね。
ちなみに鬼平犯科帳の長谷川平蔵の先祖は、今川氏に仕えていた
静岡県焼津市小川を本拠とした土豪が出自。古文書等には法永長者と出てきます。