学術・研究:部落探訪(221) 茨城県 古河市 稲宮北

カテゴリー: 部落探訪 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 宮部 龍彦

古河市稲宮いなみやには北坪という23戸の部落があったらしい。国土地理院地図で見ると現在「北」という小字があり、住宅地図によれば白山神社がある。ここで間違いないだろうと確信し、現地を訪れた。

このすぐれ自動車工業の辺りから探訪を開始した。文字通りこの道を北上して北地区に向かう。

道端に馬頭尊があるということは、ここが古くからの村である証拠だ。

途中に神社があったが、なぜか立入禁止にされていた。

立入禁止なのは、ポケモンGO対策かも知れない。見たところ、白山神社ではないことはすぐに分かった。

さらに進むと浅間神社が。大正10年と書かれている。

周辺を見て気づいたのは、豪邸が多いこと。広い土地を持つ農家がいくつもあったことが分かる。

そして、いよいよ「北」という地域に入る。

これが白山神社のはずだが、道路側から見ると物置にしか見えない。

しかし、反対側に回るとこれは紛れもなく神社。回り込まないと神社とは分からないので、近隣住民でも意外と存在に気づいていない人が多いのではないだろうか。

写真がぶれて見えづらくなってしまったが、氏子の名字はほぼ全て諏訪である。小堤下宿との共通性が見られる。

この辺りの神社は、中で集会が出来るような構造のものが多いのだが、この神社はそこまでの規模はない。

ここが言わば神社の参道なのだろうが、この先はほぼ行き止まりになっている。やはり祭りの時などは道路側から回り込むのだろうか?

部落内の様子は、確かに南側とは様相が異なり、豪邸と言うほどの家はないが、小さな家が密集しているわけでもなく、普通の田舎の家である。

近くの畑にこのようなものがあった。まさか番神堂かと思ったが…

違った。どうも、真言宗に関係のあるもののようだ。ということは、この部落は真言宗なのだろう。

さらに探索してみた。

ここには明らかに民家があった形跡があるが、竹やぶに飲み込まれている。

さらにその近くに太陽光発電所が。いかにも日当たりが悪そうで、パネルに塵が積もっているので、何もここに作る必要はなかったのではと思った。

さらに進むと白山神社の場所に出られそうな気がしたが、藪に阻まれてしまった。

ここも未指定地区で間違いないだろう。周辺では諏訪姓が部落という認識は特にないという。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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学術・研究:部落探訪(221) 茨城県 古河市 稲宮北」への7件のフィードバック

  1. 愛読者

    立入禁止の神社は、神社ではなく観音堂のようです。

    その隣に集落センターがあるようです。

    返信
  2. 古地図と苗字の分布では・・・

    古地図による集落の範囲と特定の苗字の分布は完全に一致して
    おります。今回の探訪動画で巡られたところだけだと、全体の
    四分の一程度の範囲しか回られていないのでは?
    白山神社に辿りつく迄のところは関係のない所の様ですし。

    返信
  3. 毒者

    今回のテーマとは関係のない話なのですが、こちらで質問をさせてください。
    さて、youtubeに1971製作の改良事業をテーマにした記録映画作品がアップされていました。
    作品を観ても製作者、協賛、協力等のクレジットの表記が一切ありません。
    この手の映画は国の予算で製作されていたのでしょうか?

    「私たちの手で 住宅地区改良事業・農村同和篇」
    https://youtu.be/7ekGm6p5JU4

    返信
    1. 「私たちの手で 住宅地区改良事業・農村同和篇」

      作品概要 製作:英映画社  1971年 カラー 32分

      住宅地区改良事業の目的と事例を紹介し、すべての地区がその実施に踏みきる気運の醸成に役立てようとするもの。(引用:映文連データベースより)

      ちょっとはネットで検索してみたら如何。。。

      返信
    2. 鳥取ループ 投稿作成者

      英(はなぶさ)映画社制作の教育映画です。詳細は分かりませんが、学校や役所で上映してもらってフィルムの貸し出し料を収益にしてたのではないでしょうか。

      返信

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