1935年、現在の古河市の下宿という場所に、29戸の部落があった。その場所は用意に見つけることができ、住所表記では小堤である。
まず印象的だったのは、小学校がすぐ近くにあり、空き地が多いこと。
白山神社は少し分かりにくいところにある。アイキャッチ画像の家の横の舗装されていない道の奥だ。しかし、そこには意外にも新しくて立派な公民館があり、神社は小さいがこれも比較的新しいように見える。
石碑には、諏訪、峯という名字が見える。
神社の社殿は、これも関宿の辺りの神社と同じ作りになっている。
古い家と新しい家が入り混じっており、新しい家の表札の名字は様々なので、ここも人が多く移り住んできているようだ。
そして、ここにも月待塔がある。古くからある村は、関宿と共通点がある。
古い家の表札は、やはり諏訪か峯が多い。ただ、諏訪については小堤や周辺地域に全般に多く、特に部落の名字とは認識されていないようである。
車の通りも人通りも多くなく、とても静かな住宅地である。
そして、住宅地として便利なのは幼稚園と小学校がすぐ近くにあること。
小学校開始のギリギリまで寝ていられるのが嬉しい。
これらの空き地は古い家が取り壊された跡なのかと思ったら、もともと田畑や空き地が多いようだ。砂利が敷き詰められて整地されているということは、これから開発されるところなのだろう。ここも、おそらくは未指定地区である。