勇ましい政府批判、対して自身の疑惑には逆ギレ。左翼、野党、マスコミに共通するこの現象を地で行くのが立民・辻元清美参議院議員だ。長らく取沙汰された関西生コンとの関係のみならず旧統一教会系団体にも関与とはかつて自身が言い放った「疑惑の総合商社」そのものである。
令和の疑惑の総合商社
「あなたはね、疑惑のデパート言われてますけど疑惑の総合商社なんですよ」
2002年、北方4島支援事業の入札関与疑惑をめぐり衆院予算委員会で証人喚問に立った鈴木宗男衆議院議員(当時)へ向けたこのセリフはあまりに有名だ。辻元氏の名を全国区にしたとも言える。
しかし同時期に自らが「秘書給与流用事件」で有罪判決を受けたのは彼女らしい。旧統一教会追及で鼻息を荒くした矢先、関連団体「世界平和女性連合」の勉強会に出席していたことも発覚。これもザ・辻元清美という他ない。
辻元氏と言えば密な関係が取沙汰されてきたのが関西生コン(連帯ユニオン 関西地区生コン支部)。通称“ 連帯”。
先の「世界平和女性連合」の勉強会は2012年のこと。しかし関西生コンとの関係はここ数年も続いている。
2017年1月17日、ウエスティンホテル大阪で開催された「近畿生コン関連団体・合同新年互礼会」の式次第の来賓挨拶にその名がある。
来賓挨拶でトップバッターを務める辺り関係の深さを物語る。“ 生コン業界のドン”こと武建一前委員長は辻元氏が初当選して以来の支援者なのはあまりに有名だ。
長らく生コン業界に強い影響力を持った武氏だが2018年に生コンクリート調達を担う大阪市内所在の商社支店長に対する恐喝未遂容疑で逮捕された。
また同年から関西地区生コン支部委員長の湯川裕司氏(当時、副委員長)ら複数の組合員が逮捕。国会議員、労働運動家らが支援する中で辻元氏が表だって救援活動をすることはなかった。
関西生コンの集会から つまみ出される
「主催からお知らせです。この中にみしなじゅんさんはいますでしょうか。速やかにご退席をお願いします」
昨年11月28日、日本教育会館で開催された武氏の講演会に出席した折、このようなアナウンスが会場に木霊した。
「みしなさんには自主的にごご退場頂くということで」
事務局に促される格好で退席する。活動家たちは“ 激おこぷんぷん”といった様子だ。活動家たちは異なる主張を持つ者を決して許さない。
「出てけ!」
「差別者!」
この様子が『はだしのゲン』の「非国民が」という描写に瓜二つで笑ってしまう。部落解放同盟の集会においても強制退場を求められることはしばし発生するが活動家たちは本当にこういう顔になっているから面白い!
実はこの集会は武氏にとって重要な意味を持つ集会だ。というのは同年10月10日、「関生支部第57回定期大会」で委員長職を解任されており、支援者に対して理解を求める目的があった。
武氏を支持する勢力は少なくない。ただ業界ではドンと言われた圧倒的な存在も“ 武離れ”が進んでいることもまた事実だ。
そんな中でこれまで厚い支援を受けてきた辻元氏が矢面に立たないのはおかしい。そこで一枚の写真が大きくモノを言う。
写真は武氏も所属していた新淀生コン(大阪市西淀川区中島2)を辻元氏が表敬訪問した時のものだ。議員、活動家としてもまだ初々しさが残る。背景には小野田セメント(現太平洋セメント株式会社)の文字が見えた。ゲバ文字風なのが時代を物語る。
当時の新淀生コンは西淀川区佃にあり関西生コンの活動のいわば発信源。当時からミキサーパレードなどを行っていたという。
質の悪い「シャブコン」、ミキサードライバーの過酷な労働状況など業界全体に問題があったのは理解できる。だから組合員たちが是正を求めるのは不当な行為ではない。ところが関西生コンの活動が果たしてまっとうな「労働運動」と言えるだろうか。特にコンプライアンス活動は壮絶というに尽きる。
新淀川生コンで労働運動に従事していた組合員たちが激しい労働運動や政治活動に抵抗を感じ離れていった。
特に武氏が強要未遂・威力業務妨害に問われた2005年の「大谷生コン事件」の時点で違和感を覚えた役員、組合員も少なくなかったという。
なにより辻元氏とツーショットを撮影したこの人物もまた関生離れに踏み切った一人だった。
関西生コンが辻元氏を支援するのは政治活動の自由である。しかし辻元氏はその支援の裏にカンパ、そして種々の厳しい組合活動があることを自覚しているだろうか。
従来からの関係を鑑みれば彼女自身が矢面に立つべきだ。関西生コンの活動家が軒並み逮捕された際、団体との関係について説明は全く聞かれない。
辻元氏の議員事務所に質問状を送り、団体との関係について問うた応じる気配がない。もちろん説明や返答がないのは想定の範囲内というもの。要するに「攻撃する時は勇ましい、都合が悪いと沈黙する」という典型的なパターンを再確認したかっただけだ。
もっとも攻勢をかけた後で落とし穴が待つのは彼女の政治家人生。現在は旧統一教会への「解散命令請求」で気勢を挙げる。だが「関西生コン」との関係はいずれ自身も「追及される側」になるだろう。
彼女の本拠地T市へ足を踏み入れるとあちこちにポスターが貼られていてゾッとします。
T市は昔から左翼色の強いところで部落教育、在日教育、障害者教育、高校受験での地元集中等かなり力を入れていました。
音楽の授業でも教科書をほとんど使わず「労働歌集」みたいな本を用いて授業を行っていました。君が代の代わりに北鮮の「平壌は心のふるさと」なる歌を習うという気落ち悪さ。
彼女には居心地のいいところでしょうね。
選挙でやっと負けたかと思ったら比例復活でがっかり。
国益に適わない活動どころか反社会的とも思えるような活動してるこの人の存在意義って何なんでしょうね
それを支持して国会議員にさせてる有権者ってなんなんでしょうね
アカウント凍結ですなあ
寂しい限り
コロナ落ちついたら未解放部落案内でもしますわ
これの取り上げ方がちょっと違和感を感じた。
そもそも彼女にたいしては「疑惑の100円ショップ」が当時のキャッチコピーでした。
>「秘書給与流用事件」で有罪判決を受けたのは彼女らしい。
議員秘書のこういう待遇が常態化していたから統一の秘書が入り込む余地があったんでしょうね。
どこでもブレーンとしてではなく奴隷として扱ってるわけで改善しようとすらしてない。それは野党も同じようなことを秘書にしてるからでしょう。
生コン関係で取り上げてほしいこと。
まずダイヤモンドプリンセスに乗っていた話。
ではそうした収益は組合費からだけでは無理でしょう。どうしてそんなにブルジョアなの?
コンプライアンス活動について。そもそも組合活動の交渉が談合のようになってることも指摘しておくべき。労働組合のベアも労働貴族だけが得をする制度。専従者の待遇は別枠ですからね。
組合活動が談合になったらそれこそコンプラ違反です。(ただし組合は罰則がないでしょうね)
そして談合から外れた企業を村八分するのは企業談合と同じです。今も企業談合は続いており、自治体レベルであれば暴力団のフロント企業まで入札資格を持ってます。
建設業界の末端は暴力団や刺青の入ったチンピラがいるのが普通です。大したことのないコンプラしか公になってないのはほんとにヤバいのは示談交渉に使われてるからではないですか?警察が出てきて恐喝と言ったのはそこだと思います。
労働組合の問題でよく聞くのが組合幹部がこうした「示談交渉」で裏金をもらっていくこと。末端の組合員には知らせないようです。
刑事事件を示談で取り下げできるおかしな国ですから悪用されるに決まってる。
過去の事案を探っていけば時効になった昔話を語ってくれる人がいるのではないでしょうか。
組合活動も業界の正常化とは明後日の方向に向いてるのだと思います。そして企業も司法もまた正常化するつもりはないので示談や組合活動の永久機関のようになっているのではないですか。
一人親方の問題をなぜ社員として雇用しろとしないのか不思議に思ったのですが組合費の取り方を考えるとなんとなく察せます。それと社会保険は企業側も嫌で、なぜか組合側も嫌うんです。
こういうスキームの使い捨て業界で働きたい人はいません。
ココログに「ある編集者のブログ」というのがありまして
君は知っていますか「全日自労」という労働組合
>不熟練日雇労働者がさまざまなリーダー(永戸祐三さん[日本労協(ワーカーズコープ)連理事長]が現在から振り返って書き続けている「ワーカーズコープの体験的歴史と思想」『日本労協新聞』では、その幹部はヤクザから社会党、共産党、自民党の人たちだと書いている)にオルグされながら、この組合をつくったのだ。
このオールスター共演具合もすごいなあと思いました。
関西生コンや秘書給与横領だけでなく、社会党の頃からの北朝鮮絡みの行動やピースボート、アイキャン、東日本大震災義援金会計処理不正疑惑…。
辻元の悪事が全て白日の下に晒されたら戦後最凶級のスキャンダルになるのではないかと思う。