【参院選】自民党歴史的敗北で過半数割れへ 囁かれる8月1日or5日に臨時会招集

カテゴリー: 政治 | 投稿日: | 投稿者:
By Jun mishina

予想通り自民党の大敗に終わった参院選。1人区では半数以上が落選して、参院での過半数割れは確実だ。石破首相は今日にも辞意表明を行うという見方もある他、関係者の間では総裁選のスケジュールまで出回っている。1998年7月12日(投開票)の参院選でも自民党は大敗した結果、橋本龍太郎首相(当時)が翌日、辞任した。党関係者の記憶にも刻まれているだろう。

2007年参院選の敗戦を受け退陣を促した

森山裕幹事長は首相とともに敗戦の責任を協議する。

民主党政権が誕生する契機となった2007年の参院選。この時、旧民主党が躍進し、自民党が敗北した。当時の安倍晋三元首相に対して退陣を促したのは他でもない石破茂現首相だ。

もちろん退陣論が噴出することは必至だが、一部ではこのような見通しが出回っている。

7/20 投開票
7/21 石破首相(総裁)辞任表明
8/1 党大会に代わる両院議員総会で新総裁選出
8/5 臨時会召集、首班指名、組閣
8/18 所信演説

1998年7月12日の第18回参議院議員通常選挙で自民党が44議席に留まり敗北したことから、橋本龍太郎首相(当時)が翌日に辞任表明。この前例を意識した予想だろう。

だが石破首相は昨日夜のインタビューでは続投に意欲を示している。〝前例〟は通用しない鈍感力の持ち主だという。

「長年の冷や飯食いの経験は侮れません。自分から退陣に言及することはないでしょうよ。秋まで批判を耐え抜き連立相手を探して、何事もなかったように内閣改造を行う人ですよ」(党関係者)

長年、仲間に背後から矢を放つと揶揄されてきた石破首相。党内に続投を望む声はどれほどあるのか。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【参院選】自民党歴史的敗北で過半数割れへ 囁かれる8月1日or5日に臨時会招集」への1件のフィードバック

  1. 白山のび太くん

    石破氏は、首相になる前は、批判をものともせず「正論」を吐く政治家であった。しかし首相になったとたんに党内で妥協を繰り返し、権力維持のためとしか思えない行動を取るようになった。ただの「政治屋」になってしまったのかと失望した。
    今回続投を宣言したのであれば、もはや失うものはないのだから、「正論」政治家に戻ってほしい。そうすれば支持の回復も図れるかもしれない。

    (内山融・東京大学教授/政治学)

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