作成者別アーカイブ: 鳥取ループ

鳥取ループ について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

東京都港区で 職員が他の職員に「お前は部落民だろ」と発言した「差別事象」

By 鳥取ループ

部落について取材・研究していると、意外な話、意外な物を目にすることがある。最近、2009年に東京都港区であった職員間での「差別事象」についての資料を手に入れた。10年以上前のことであるし、大した話でもないのだが、このまま歴史の闇に葬ってしまうのはもったいないので、分かる限りのことをレポートしておこう。

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学術・研究:部落探訪(221) 茨城県 古河市 稲宮北

By 鳥取ループ

古河市稲宮いなみやには北坪という23戸の部落があったらしい。国土地理院地図で見ると現在「北」という小字があり、住宅地図によれば白山神社がある。ここで間違いないだろうと確信し、現地を訪れた。

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川口泰司 解放同盟山口県連書記長の 中津北高校での講演会直後 生徒による「差別事象」が起こっていた

By 鳥取ループ

2019年11月13日に大分県立中津北高校で川口泰司解放同盟山口県連書記長による、部落問題をテーマとして人権講演会が行われたが、その直後に公演を聞いた同校の生徒5名が賤称語を発したという「差別事象」があったという情報が入ってきた。しかも、それをきっかけに同校で教職員に対する「学習会」や研修会が行われるだけでなく、県下の全ての高校を対象とするアンケートが行われたという。昭和・平成初期の同和事業全盛期は、学校での子供の発言を理由に学校が糾弾されるということが度々あり、それに近いことが未だに行われているということが驚くべきことだが、その原因が解放同盟関係者の講演だったというところが興味深い。

同校に問い合わせたところ、そのような事実があったことは否定しなかった。そして、県の教育委員会に情報公開請求したところ、関係資料が開示された。

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学術・研究:部落探訪(220) 茨城県 古河市 関戸 北

By 鳥取ループ

どうしても異常で異様な同和地区への探訪が期待されてしまうところだが、引き続き古河市の農村部落を地道に特定していく。

古河市関戸の北谷という場所に25戸の部落があったとされる。現在の関戸の北地区には白山神社があり、地元で部落に多い苗字と言われている「峯」あるいは「峰」が集中していることから、そこであると推定される。実際に現地を訪れてみた。

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学術・研究:部落探訪(219) 茨城県 古河市 小堤 神明町

By 鳥取ループ

古河市の「神明地」というところに31戸の部落があったという記録がある。現在の地図を調べると、古河市小堤に神明町しんめいちょうという地名が見つかる。今、そこはどうなっているのだろうか。手がかりを探しに現地に行ってみた。

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ハッカーミミ発売! 作者サイン入り 単行本が 当たります

By 鳥取ループ

本サイトで一時期連載していた「ハッカーミミー」の完全版電子書籍を4月15日からアマゾン限定で発売しました。なお、印刷版は少し遅れて早ければ4月20日にお手元に届きます。また、発売記念として抽選で10名様に作者のサイン入り本を差し上げます!

お買い求めは以下のリンクから。Kindle Unlimitedでも読めます。

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学術・研究:部落探訪(217) 茨城県 古河市 水海 白山台

By 鳥取ループ

地元研究者からお誘いがあったので、今回から茨城県古河こが市を探訪する。最初に訪れたのは水海みずうみという場所。その名の通り、この辺りは沼や池だったようである。1935年の時点で戸数は3、主な産業は農業、そして白山台という小字。手がかりはこの程度だ。

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古河市職員が「部落解放愛する会」を利用して 差別事件を でっち上げ未遂 詳細資料を公開!

By 鳥取ループ

茨城県古河こが市の郷土史愛好家の方からリクエストがあったため、部落探訪・古河市シリーズが始まる。その前に、全国部落調査事件の裁判記録を整理していたら興味深い資料があったことを思い出したので、ご紹介しよう。

2018年8月、古河市の職員が女性にストーカーをしたことで逮捕(後に不起訴処分)された事件があった。この事件の背後には実は同和が絡んでいる。しかも、行政職員が「部落解放愛する会」に虚偽の部落差別告発文を送付して、差別事件をでっち上げようとしたという非常に珍しい事件である。

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学術・研究:部落探訪(216) 千葉県 野田市 山崎 島

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1935年に現在の野田市山崎に44戸の部落があったという記録がある。正確な場所は、「野田市 山崎 隣保館」で検索すればすぐに分かる。野田市山崎2549番地に同和施設である「野田市立島会館」があるからだ。そして、会館の名前から、部落の正確な名前は「島」であることも分かる。現在どうなっているか検証するために現地に行ってみた。

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学術・研究:部落探訪(215) 千葉県 野田市 谷吉

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野田市の最大の部落は谷吉やよしである。戦後間もない頃までは、ここは「谷津やつ」「吉春よしはる」という2つの部落で、1954年に合併した。つまり、谷吉は合成名というわけである。1935年の時点で谷津は94戸、吉春は35戸と記録されている。現在は住所表記上は谷津、吉春、谷吉が混在している。

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学術・研究:部落探訪(214) 千葉県 野田市 次木

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前回は親野井を訪れたが、さらに隣の次木なみきを訪れた。戦前の世帯数は16、1990年代は43戸あったという。親野井とは異なり、農地解放で多くの土地を手に入れたと記録されている。そのため、部落の様相は親野井とは全く違うことが予想された。

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全国部落調査事件結審

By 鳥取ループ

全国部落調査事件の東京地裁での最終口頭弁論が行われました。これにて結審、判決は9月27日14:00言い渡し予定です。当日オンライン会見をしましたので、以下の動画をぜひご覧ください。

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学術・研究:部落探訪(213) 千葉県 野田市 親野井 花井戸

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野田市親野井の部落は「親ノ井」とも表記され、寛永17年に江戸川を挟んで埼玉県川にある西親野井から河川改修に伴っての移住者により始まったと伝わる。最初の移住者は田中彦七であり、その子孫が増えたが伝染病のためほとんどの住民が死亡し、竹沢源太と称するものだけが生存し、その後また子孫が増えていったという。

1935年の記録では20戸、1990年代は57戸であったという。隣の次木なみきと隣接しており、まとめて1つの部落のように見られることもあるが、実際は2つの部落の様相はかなり異なっている。

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全国部落調査事件 東京地裁で最終弁論が 開かれます

By 鳥取ループ

2021年3月18日 13:30 に東京地裁で全国部落調査事件の最後の弁論が行われます。当日の16:00にYoutubeにてオンラインで被告(示現舎)側の会見を行います。チャットでリアルタイムでの質疑応答を受け付ける他、答えて欲しい質問を事前に本サイトの問い合わせフォームかFAXで送っていただいても構いません。

どなたでも自由にご覧いただけます。また、録画を後で見ることもできます。

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部落問題にも 手心なし ラムザイヤー論文の中身

By 鳥取ループ

韓国ウォッチャーであれば、「ラムザイヤー論文」が今、熱い話題となっていることはよくご存知だろう。米国ハーバード大学法科大学院のマーク・ラムザイヤー教授が昨年8月に発表した「太平洋戦争における性の契約」という論文は、端的に言えばいわゆる「従軍慰安婦」というのは当時ありふれていた「売春婦」と変わらないという内容であり、韓国からは大きな反発を招いている一方、日本国内からは同調する声が上がっている。

しかし、ラムザイヤー教授の挑戦的な論文はそれだけではない。実はラムザイヤー教授は日本の部落問題についても、「同和事業が部落に組織犯罪を引き寄せた」「部落民のアイデンティティは水平社運動後に作られたもの」という趣旨の論文を発表している。

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学術・研究:部落探訪(212) 千葉県 野田市 関宿台町 西町

By 鳥取ループ

読者からのリクエストで、千葉県の関宿せきやどを訪れた。ここは千葉県の北西の端っこであり、利根川と江戸川に挟まれている。関宿には3箇所の部落があり、今回はその1つである西町である。昭和初期の記録では56戸、農業と商業をやっていたようだ。

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学術・研究:部落探訪(211) 山口県 熊毛郡 上関町 室津 白浜

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山口県最大の茶筅部落は上関町にある。1935年には45軒、当時から主に漁業をやっていたという。それだけの情報しかなかったが、とにかく現地に行ってみると、今もただの漁村である。

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学術・研究:部落探訪(210) 山口県 熊毛郡 平生町 佐賀 神田

By 鳥取ループ

中国地方には穢多村の他に「茶筅」という雑種賎民が住んでいた村が多数あった。茶筅という名前の由来は文字通り茶筅をはじめとする竹細工を作っていたことに由来するという説が有力だが、穢多に比べてさらにその実態は分かっていない。

山口県にも茶筅村があり、それらは瀬戸内の海岸沿いや島にも分布している。なおかつ、それらの多くは同和事業の対象になっていないようである。

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全国連が 東大阪市に「大勝利」し 荒本会館から 市営施設に移転

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東大阪市荒本の中心部に、サビと黒ずみにまみれた古いビルがある。これは東大阪市立荒本会館であり、1969年に建設された、れっきとした市の施設である。しかし、ここは事実上「部落解放同盟全国連合会荒本支部」(全国連荒本支部)の拠点となってきた。

しかし、昨年、全国連荒本支部がついに荒本会館を退去し、代わりに改良住宅に入居したようだとの情報が寄せられた。

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【津市相生町 自治会長問題】市議土下座謝罪の原点、小林貴虎県議に直撃

By 鳥取ループ

2月1日、相生町自治会長問題で、津市が内部調査の中間報告を公表した。書かれていることのほとんどは、やはり既に本サイトで報じたか、市議会で質問が出た事実ばかりである。

報告書の中で注目したいのは、一連の問題の発端となった2つの出来事のことで、中間報告書にはこう書かれている。

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松岡克己 解放同盟 三重県連委員長が 伊賀市嘱託職員 給与を不正取得

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以前、松岡克己解放同盟三重県連委員長による伊賀市八幡町市営住宅の駐車場収益横領疑惑をお伝えした。しかし、さらに松岡氏が2020年3月末まで伊賀市の嘱託職員として給与を受け取った時に、勤務したとしておきながら実際には勤務していなかったか、あるいは勤務記録を改ざんしていた疑惑が発覚した。

具体的には、役所の記録上は八幡町教育集会所の社会同和教育指導員として勤務している日時に、解放同盟の役職として津市や四日市で県知事や市長にあったり、講演をしていたことが明らかになった。

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川崎市同和相談事業の謎 審査請求の結果は…

By 鳥取ループ

2017年と、かなり前のことになってしまうが、川崎市で行われているという「同和対策生活相談事業」関係文書を情報公開請求したところ、ほとんど黒塗りで開示されるということがあった。この事業について調査したところ、川崎市の部落では事業の存在を知っている者が見つからない、対象の同和団体の活動実態が不明で、それらの拠点が部落内になく、全日本同和会に至っては支部が事実上川崎市外にあるという状態だ。

実はその翌年の2018年、関係文書を再度情報公開請求し、さらに審査請求を行ってみた。その結果が本年1月14日になってようやく届いたので、その結果をお伝えしよう。

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学術・研究:部落探訪(207) 佐賀県 唐津市 七山滝川

By 鳥取ループ

前回探訪した三反田からさらに北上し、唐津市内に入った。ここは唐津藩に属した地域で、佐賀藩において島原の乱への貢献から部落民が日蓮宗に改宗したという伝承とは無関係なはずである。しかし、ここでも部落と日蓮宗、そして番神堂は何らかの関係があるようである。

平成の大合併までは七山村であった場所にも部落があり、滝山に20戸の部落があったと記録されている。

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部落探訪・番外編「飯塚のホワイトハウス」

By 鳥取ループ

中原京三著『追跡・えせ同和行為』(1988)には、福岡県で「鉱害利権」に関わった人々のことが書かれている。その中に、松岡福利という人物が出てくる。その松岡氏が10億円以上かけて建てたという物件が現在でも飯塚市内に現存するようなので訪れてみた。

そして、その後偶然にも松岡氏が健在だった当時近所に住んでいたという人から当時の様子を聞くことが出来た。

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学術・研究:部落探訪(206) 佐賀県 佐賀市 大和町松瀬 三反田

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佐賀県では高校生が全国部落調査をオンデマンド印刷してメルカリで販売したら役所から児童虐待された痛ましい出来事があったため、啓発のためにさらに探訪を続けた。今回訪れたのは佐賀市大和町松瀬の三反田さんただにある部落で、いわゆる未指定地区と推定される。

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学術・研究:部落探訪(205) 佐賀県 佐賀市 多布施3丁目“高岸”

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今回は佐賀市の代表的部落、多布施3丁目を訪れた。1935年の記録では高岸という32戸の部落があったとされる。主な職業は食肉販売、屠畜であり、まさに部落のステレオタイプに合致するような部落であったと考えられる。

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学術・研究:部落探訪(204) 佐賀県 佐賀市 久保泉町 川久保 “赤井手”

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昨年、佐賀県では高校生が全国部落調査の復刻版をメルカリに出品したところ、県に事実上謝罪させられた上書籍を没収されるという児童虐待事案があった。そこで、佐賀県の部落についてはより一層の理解が求められるので、実際に訪れて研究することにした。

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