作成者別アーカイブ: 鳥取ループ

鳥取ループ について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

部落差別解消推進・部落探訪(73)
奈良県桜井市初瀬馳向

By 鳥取ループ

桜井市にある長谷寺はせでらと言えば、牡丹と紅葉の名所。見頃の時期には観光客で賑わう。文字通りその長谷寺の向かい側にあるのが、今回訪れた馳向ちこう地区である。この地区は『同和地区精密調査報告書』に掲載され、詳細な記録が残されている。
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部落差別解消推進・部落探訪(72)
静岡県熱海市下多賀和田木

By 鳥取ループ

全国部落調査を見ると、思いもよらないところに部落がある。例えば、熱海市の下多賀しもたがには和田木わだきという11戸の部落があったとされる。現地を地図で見ると多数の家があり、11戸の部落を今さら見つけられそうな気がしない。しかし、もしかするとと思い、現地に行ってみた。
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アンチ個人情報保護②
個人情報保護法とは?

By 鳥取ループ

個人情報保護法成立以前

個人情報についての扱いが厳しくなった一番の原因は、2003年5月23日に国会で成立し、2005年4月1日から施行された「個人情報の保護に関する法律」(個人情報保護法)である。それ以前は、個人情報についての扱いが今よりもはるかに大らかだったのは、よく知られていることである。

個人情報保護法の中身は、制定された時点からほとんど変わらないままだったが、2015年9月に12年ぶりに大きく改正された。そして、2017年5月30日に改正個人情報保護法が全面施行された。そこで、2015年の改正前の個人情報保護法を「旧法」と呼び、改正後のものを「改正法」と呼ぶことにしよう。
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部落差別解消推進・部落探訪(70)
三重県伊賀市八幡町

By 鳥取ループ

今回は、三重県内でも比較的大きな部落である、伊賀市八幡町やはたちょうにやってきた。ここは1967年と昭和49年の2回にわたって同和地区精密調査の対象となっており、よく研究がされている特徴がある。

戸数および人口は1872年に160戸739名、1934年に346戸1717名、1967年に570戸1938名、1974年に700戸2037名と記録されている。
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全国部落調査事件
第1回弁論準備手続

By 鳥取ループ

本日5月28日11時から東京地裁民事13部で、全国部落調査事件の弁論準備手続が行われます。

これはあくまで将来の口頭弁論のための準備手続なので、傍聴はできません。裁判所に行くと当事者には会えるかも知れませんが、それ以外は何もないのでご注意ください。
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部落差別解消推進・部落探訪(69)
神奈川県厚木市中依知桜樹

By 鳥取ループ

部落は意外に身近なところにある。筆者の家から一番近い部落はどこか調べてみると、距離にして約5キロ、車で14分のところにあった。

それが、今回訪れた厚木市中依知なかえちの部落である。
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部落差別解消推進・部落探訪(68)
滋賀県蒲生郡竜王町山面“笹野”

By 鳥取ループ

結論から言えば、おそらくここは部落ではないだろう。そう思うなら、なぜ「部落探訪」で取り上げるのか。読者の方は怪訝に思うかも知れない。

そもそも部落に厳密な定義などない。部落探訪で紹介してきた地域では、例えば新田西成だって部落と言えるのか怪しい。
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日本人のおなまえ研究(4)
レア名字一位? 「霊界堂」の由来は

By 鳥取ループ

名字研究者の間でも珍名中の珍名と話題になる名字に「霊界堂」がある。「名字由来ネット」に掲載されており、「マイナビウーマン」が話題にしたこともある。

しかし、なぜそのような名字が生まれたのかは、どのような文献を見ても書かれていない。そこで、実際に霊界堂さんの家を訪れ、謎を解明することにした。
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アンチ個人情報保護①
フェイスブックの「情報流出」は
世界的人権ビジネス拡大の予兆?

By 鳥取ループ

いよいよ5月25日、「EU一般データ保護規則(GDPR)」が施行される。とは言っても、それが一体何のことか、分からない方も多いだろう。平たく言えば、事実上世界的な影響力を持つ、欧州発の強力な個人情報保護法制である。

日本においては2005年に個人情報保護法が施行され、本来は商業分野を規制する目的だったこの法律が、個人の日常生活や文化にまで大きな影響を与えることになった。同様のことが世界規模で進んでおり、GDPRはそれをさらに加速することになるだろう。そこで個人情報保護士であり、個人情報検索サイト「ネットの電話帳」の創立者である筆者が、人権ビジネスという観点から、個人情報保護制度について解説する。
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部落差別解消推進・部落探訪(67)
神奈川県相模原市中央区田名陽原
“三軒村”

By 鳥取ループ

前回、相模原市中央区田名たなの部落の場所について情報提供を求めたところ、様々な反響があった。そして、その場所を解明することに成功した。

1934年の『全国部落調査』によれば高座郡 田名村 陽原みなばらにあるとされ、当時の世帯数は5、人口は30名とされる。
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部落差別解消推進・部落探訪(66)
東京都町田市相原町“中ヶ谷戸”
神奈川県相模原市緑区元橋本町“前村”

By 鳥取ループ

2014年の「さがみはら人権施策推進協議会」で委員から相模原市内に同和地区があるかどうか市に対して質問がされ、市が調査したことがあった。それを受けて市は調査したが、はっきりとした場所は確認できなかった。

質問の内容は次のとおりである。
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部落差別解消推進・部落探訪(65)
和歌山県東牟婁郡串本町西向

By 鳥取ループ

本州最南端の町、串本町には、和深の他にもう1つ部落がある。それが、今回訪れた西向部落である。

1943年の世帯数は137、1954年には164と記録されている。この部落は明らかに同和地区指定がされたと考えられる。
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部落差別解消推進・部落探訪(64)
神奈川県横須賀市浦賀1丁目

By 鳥取ループ

グーグルマップで行き先を横須賀市浦賀1丁目に設定して経路探索をすると、京急浦賀駅近くの、細い道があり、古い家が何軒がある一角に案内される。この場所は神権連機関紙『人権のとも』2008年2月15日号で「横須賀C地区」として紹介されている部落とよく一致する。筆者はこれ以外にこの部落について触れた文献を知らない。
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部落差別解消推進・部落探訪(63)
神奈川県横浜市瀬谷区竹村町

By 鳥取ループ

横浜といえばお洒落な港町のイメージがあるが、横浜市は意外と広く、農村のような風景が広がる地域もある。

今回訪れた竹村町は外れも外れで、横浜市の西の端、大和市との境界にある。最寄り駅は相鉄線の瀬谷駅だが、駅からは2キロ以上離れている。
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部落差別解消推進・部落探訪(62)
神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1丁目

By 鳥取ループ

今回は、久しぶりに温泉がある部落にやってきた。かつての極楽寺村の部落で、1934年の世帯数は13とされる。同和地区指定はされていない。

ただ、最寄り駅は江ノ島電鉄の極楽寺駅ではなく、稲村ヶ崎駅である。
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【パノラマ映像】
横須賀のマチュピチュ(前編)

By 鳥取ループ

車で走っているときなど、山の上に家があるような風景はよく見かける。ただ、大抵の場合は遠くから見ると険しい場所にあるように見えるが、近づいてみると案外緩やかな斜面だったり、山というよりは台地だったということがある。

しかし、横須賀の場合はガチだ。本当に山の上や急斜面に家がある。
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3月12日14時から
東京地裁で第8回口頭弁論

By 鳥取ループ

やはりと言うべきか、出版禁止関係の仮処分の特別抗告が棄却され、マンションが差し押さえられた件も保全抗告が棄却され、特別抗告をしなかったため、仮処分関係の手続きは事実上これで終わりで、あとは本訴で争うのみという状況になっています。
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部落差別解消推進・部落探訪(61)
三重県伊勢市朝熊町(後編)

By 鳥取ループ

朝熊町は旧集落と、新しく切り拓かれた大久保地域でかなり様相が異なる。そこからさらに北にはゴルフ場があり、1994年に開催された「世界祝祭博覧会」(まつり博・三重’94)の会場跡がある。

まつり博の時は、近鉄朝熊駅が最寄り駅の1つであったため、朝熊駅から会場へ向かう人や車の列で部落内は賑わったという。
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部落差別解消推進・部落探訪(61)
三重県伊勢市朝熊町“北部”(前編)

By 鳥取ループ

三重県と言えば同和利権の権化のように言われることがある。確かに、1969年から1993年度の決算実績によれば、県では1.5%、市町村では5.6%を同和事業が占めていて、この比率は中部・東海地方で最も大きい。

しかし、隣の和歌山県ははるかにそれを凌いでいて、県では3.9%、市町村ではなんと15.3%が同和事業であった。特に市町村の同和事業決算比率は全国一位だ。他の近畿各県と比べても、三重県の同和事業の規模は大きなものではなかった。…というよりも、近畿各県があまりにも桁違い過ぎたのかも知れない。
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部落差別解消推進・部落探訪(60)
三重県熊野市有馬町南有馬“南地”

By 鳥取ループ

前回に続き、『人間みな兄弟』を製作した亀井文夫監督の足跡を追って熊野市の有馬町までやってきた。

映画では「南地」と呼ばれる部落で1934年の記録では105世帯546人の部落があったとされる。
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部落差別解消推進・部落探訪(59)
和歌山県東牟婁郡串本町和深前地

By 鳥取ループ

今回は皆ノ川に続き、さらに『人間みな兄弟』を製作した亀井文夫監督の足跡を追った。筆者が訪れたのは串本町和深わぶか。ここは本州最南端の部落である。

1934年当時は世帯数52,人口318,1954年当時は世帯数81,人口392。そして、1960年に製作された『人間みな兄弟』では90世帯、450人が暮らすと解説されている。
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日本人のおなまえ研究(3)
在日の創氏改名は強制だった?

By 鳥取ループ

「日本人のおなまえ研究」と言いつつ、在日コリアンの名前を研究しているこのシリーズ。最後に、コリアにおける名字の歴史について宮本洋一からお話をうかがった。

なお、朝鮮、韓国という言葉は民族全体を表すには適当でないという理由で、宮本洋一氏は一貫して「コリア」という用語を用いている。また、中国も同様の理由で「シナ」という用語を用いている。
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部落差別解消推進・部落探訪(58)
大阪府大阪市淀川区加島一丁目

By 鳥取ループ

普段から示現舎を読んでいる方は、一時期、どのサイトを見ても加島駅から徒歩8分の分譲住宅の広告が頻繁に表示されていたかも知れない。あるいは今も表示されているかも知れない。筆者もあの広告が気になったので、今回は大阪市淀川区加島一丁目にやってきた。

例の広告。見覚えのある人は多いだろう。

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日本人のおなまえ研究(2)
在日の通名で一番多い名字は?

By 鳥取ループ

前回に続き、『日本姓氏語源辞典』の作者である宮本洋一氏に、「在日の名前」について聞くシリーズ。今回は、在日コリアンの通名はどのように付けられたのかを解説していただいた。
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部落差別解消推進・部落探訪
(番外編)大阪市北区中津
「下三番青年会」の最後

By 鳥取ループ

※写真は豊崎辺りにある、あばら家。戦後間もない頃は、梅田駅の北側のかなり広い範囲がスラムだった。

以前、中津探訪記を掲載したところ、中津会館について様々な議論があり、電子メール、電話、手紙で徹底解明の要望が多数あった。そこで、中津会館を巡る謎を調査したので、その結果を報告する。
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