【交野市】謎のA・H職員、創価学会、高齢者団体、上位当選の市長派市議 山本景市長の支持層とは⑭

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By Jun mishina

総選挙&大阪府・大阪市長選は終盤戦。国政・首長選いずれも大阪維新勢が圧倒的だが、交野市・山本景市長はSNS上で古巣・維新バッシングに余念がない。議会ではパワハラ問題、星田エリア全体事業など難問を抱えるものの、約半数の市長派市議に支えられ有利な状況だ。かつてのLINE事件から一転、市長にまで上り詰めた力の原点を追った。 

増殖し続ける二連ポスターの三好氏に聞いた

交野市議会は定数15のうちチーム交野2名、にじいろ対話の会2名、公明党3名が市長派だ。共産党は2022年の市長選で自主支援という形で山本氏を応援し、昨年まで「日本共産党が与党の自治体」に「交野市 山本景 支援」と掲載されていたが削除。現在、共産党市議2名は距離を置いたようだ。大阪にあって非維新の市議団が与党という稀有な自治体である。

現在でも市内の至る所に山本氏のポスターが増殖しているが、特に交野市民にとっては「弁士・三好たく」なる人物との二連ポスターは印象的だろう。三好たく氏とは誰か? こう思う市民も少なくないはずだ。

三好氏は交野市民ではなく関東在住、政界関係者でもない。三好氏は山本氏の母校、和歌山大学の2年先輩にあたる。ともに電子掲示板レンタルサービスを提供するベンチャー企業の運営に関わった。三好氏に二連ポスターについて聞いた。

「あのポスターがまだ貼られているとは知りませんでした。なにしろ交野市には全く縁がないので今、何が起きているのかも分かりません。彼(山本氏)が交野市議選に初挑戦した2015年頃、二連ポスターの相手がいないと相談を受けました。私が元議員秘書で、また奈良県議選に挑んだ経験があったので二連ポスターを依頼されたのです」

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現在も二連ポスターが使用されていることを三好氏は知らなかった。山本氏が地主に無許可でポスターを貼ったことは前回記事で報じたが、地主から抗議されたことも初耳だったという。三好氏の顔を潰した格好。第三者の目から見ても不義理が過ぎる。そう誰でも思うところだが三好氏の反応は違っていた。

「いろいろな批判も起きるでしょうね。変わった人ですよ(笑)。一緒に酒を飲んだりそんな関係でもありません。大学時代は先生にも議論を吹っかけて最後は先生も逃げ出すのです。しかし良い面、悪い面あると思いますよ。彼は塾講師時代、講義が終わっても延々と丁寧に教えていました。そういう熱さや行動力が交野市民に評価されたのかもしれませんね」

二連ポスターに起用されたのだから三好氏は強い絆の盟友かと思いきやあっさりしたものだった。三好氏の山本評からしても、「孤高」なのか単に周囲がついていけないのか、評価は難しい。しかし繰り返すが議会では半数近くの市議が市長派だ。この力の原点とは何か。元交野市議・吉坂泰彦氏のブログ(2022年9月12日)に気になる記述がある。吉坂氏は2022年交野市長選で山本氏の選挙対策本部の中心人物だ。現在は高齢者団体「交野市星友クラブ連合会」の副会長を務める。

同会の機関誌『交野星友』(新春号)には山本氏の新年のあいさつ文の他、同会・青山雅宏連合会長とお対談記事が掲載されている。ネットを見ない高齢者層には絶好のPRの場だろう。

「職員のAさんやHさんらと話し合う」A、Hは誰だ

同ブログでは市長選後の状況が綴られていた。該当箇所の一部を引用する。

仲間内を含めて何人かから「山本氏に報復人事はせんように言うといて」という声が聞こえてくる。何と虫の良い話か! でも、そんなんやってる暇がない!のだ。民間と違って、公務員は、首は切られない。そのことを利用?して、のうのうと仕事している奴がいる。個人的には「許せない」と思っている。今回の選挙で、山本氏や私たちは、政策で現市長に真っ向から対立した。その「公約実現」だから、困難なことは分かっている。みんなに私が言うのは、「スピード感を持って、市民に見えるように進める」ということ。これを、黒田の政策を推し進めていて、私達の要求を一顧だにしなかった職員を、これまで通り仕事をしてもらえるなんて考えられないし、本人もそう思っているだろう。私は、職員のAさんやHさんらと「公約実現には、どうすれば良いのか」を話し合っている。

パワハラ告発の障壁と囁かれた通称〝てっぺんグループ〟。

市長当選時、職員らも動揺した様子である。そしてブログに登場する職員のAさんとは現総務部長のA氏、Hさんというのがパワハラ問題の渦中の人物、H次長ではないかと囁かれているのだ。まさかA部長とH氏が山本氏の選対に参加していたということなのか。

「だいぶ前のことやから忘れましたよ。AとかHもたまたまアテたかもしれないですし、それにH君は山本の選挙事務所に出入りしていませんよ。現業職員が何人か参加していた程度です」(吉坂氏)

確かにこれがA氏、B氏のアルファベット順ならば納得できるのだが、あえてH氏というのが意味深だ。

「私も以前はブログにいろいろ市の問題点を書いていました。すると彼(山本氏)は当選後、〝ブログに出てきたAは誰の話やねん、Bは誰やねん〟と激怒してくるんですよ。なので特定されないように書いたから、(総務部長と次長だと)判別できるようにはしていないと思います」(吉坂氏)

吉坂氏は山本市政誕生に貢献した人物だ。市長の評価については「80点ぐらいかな。よくやっている方だと思います」とした。高評価だ。だが吉坂氏は山本氏と反目した時期もあったと話す。

「交野市にはもともと警察署がなかったのです。私が市議時代に地元府議が中心になって陳情活動をしていました。それでやっと2012年に枚方警察署から分署する形で交野警察署ができました。ところがちょうど、山本氏が府議に当選した頃なんです。彼が完成式典に出席するのですが、自分のビラに〝私も取り組んだ念願の交野警察署が完成しました〟みたいなことを書いていました。〝アンタは何もしていない。筋違いやろ〟とケンカをしたこともありましたよ」

山本景という人物を最も象徴するエピソードだ。

創価学会との関係性は?

A、H氏という人物が誰なのか記憶が定かではないという吉坂氏。ならば当時、前回市長選ではどんな面々が山本支持に回ったのか聞いてみた。

「保守派から革新まで広かったと思います。ただ支援者集会で共産党が来ると保守層が逃げてしまうので、共産党市議には申し訳ないけど出席を控えてもらったことがありました」(吉坂氏)

共産党に〝ご遠慮〟頂いたというのは公明党・創価学会との関係もあったのだろうか。実はここ最近、山本氏が〝自分の母親も創価学会員です〟と学会信者を懐柔しているとの証言が続く。中でも公明党・三浦美代子市議の証言は興味深い。

「どなたがどんな宗教団体に入っているのか私は絶対に申しません。以前も学会員の方から〝山本市長のお母さんも(創価学会)なのか〟と聞かれたことがありましたが、その時も〝個人のお話はできません〟とお断りしました」

つまり山本家が〝友人〟と考えている学会員が存在するということだ。

山本氏のブログ(2010年10月2日)より。位牌があるため学会式の仏壇とは異なる。

言うまでもなく学会員の連帯意識は強い。そこで山本氏が親族が創価学会だと匂わせることで、シンパシーを得ようとしたのではないか。

吉坂氏も学会との関係について否定する。

「創価学会と山本家は無関係です。(創価学会を)利用した?ということではないと思います。本人(山本氏)が学会員個人個人と対話した中で生じた話でしょう。だって公明党票は前回の選挙では黒田(実氏、現市議)氏にいきました。ところが(山本氏が)当選後、最初に挨拶に来たのは誰やと思います。創価学会の幹部2名でしたよ」

新駅構想。交野市『寺・向井田地区 まちづくりニュース』より。

公明党が山本氏を支持するのは新駅構想を意識してのことだと囁かれてきた。かつては『週刊文春』に「JR学研都市線新駅設置促進協議会」のメンバーが創価学会幹部だと報じられたものだ。

山本氏が公明党に新駅構想を持ちかけて支持を得ている可能性がある。新駅構想は創価学会本部からの厳命との説もある。

これについて吉坂氏は反論した。

「それはないと思います。というよりも新駅ができるなんて誰も考えていないでしょ。私らの時代で無理だと結論が出ています。新駅の工事費はおよそ35億円。創価学会の幹部が〝それなら私どもでも寄付をします〟と言うのですよ。ナンボやったと思います? 〝1億円〟というのです。そんなのは足しにもなりませんしね。逆に言ったら(創価学会も)本腰ではないということじゃないですか。ただ山本氏が〝新駅構想をもう一度盛り上げよう〟というぐらいのことはあるかもしれませんね」

その上で、吉坂氏は組織的な支持というよりも「山本市政に対する市民の評価」を強調した。

「まぁ次の選挙も手堅いと思いますね。高齢者や子育て世代の支持もあるし、学会票の約4分の3は山本氏に入るでしょうね。市長派の市議さんたちも上位当選組ですしね」(同)

チームみんなの交野の2市議から念書をとった山本市長

市長派の市議の話題になったところで市長派の2会派「チームみんなの交野」「にじいろ対話の会」に話は及ぶ。

「チームみんなの交野」の2市議に対して山本氏は「任期中は山本景を応援すること」という趣旨の念書を書かせたという。これもかなり強引なやり方だが、吉坂氏はこんな事情を話す。

「当初、山本氏が市長選に出るにあたって〝仲間の市議がいないとアカン〟という話をしました。その時に彼が連れてきたのがチームみんなの交野の松永隆太市議。それで上位当選したでしょ。また同会派の坂本顕・現議長は2015、2019年の2期は市議選に立候補していません。坂本氏は2023年市議選で返り咲きしたのは、にじいろ対話の会の松村紘子市議の票を坂本氏に回すようにしたのです。同じくにじいろ対話の会の安部敬子市議は助産師で子育て世代など独自の支持層があるから少し事情は違っています」

2019年の松村氏の票は2879票、2023年になると2位で上位当選ながら2248票まで減少。約600票が坂本氏に回ったということになる。安部氏については独自の支持層を持つというが、ともかく市長派会派の市議たちは独自のネットワークを持つことで上位当選を続けてきた。松村氏、安部氏についてはれいわ新選組との関係も深いが実態はむしろ「山本党」に近い。

本稿はもともと【交野市】「命令違反だ」9月議会で答弁中の副市長を詰めた〝フェイク改革派〟山本景市長の正体昨年9月16日の議会中、山本氏が副市長に暴言を吐いたことが発端だ。しかし本来は議長の坂本氏が「議会軽視」だと厳しく処分を求めるべきだが、形式的な口頭注意で終わった。前述した力関係からして坂本氏がモノを申せるはずがない。

つまり維新王国の大阪にあって山本氏は〝キチガイのイシンジャー〟など辛辣な維新批判を続ける強気なスタンスの裏には独自の支持層があるのだ。中でも高齢層などはまさに岩盤支持層。もっとも高齢の支持者らは一般メディアが報じない星田エリア全体事業の闇、山本氏のSNSナンパなどは知る由もないだろう。

【交野市】市長が本人アカウントでSNSナンパの過去 〝フェイク改革派〟山本景市長の正体④

高齢者が支える山本王国・交野市。まさに日本の縮図である。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【交野市】謎のA・H職員、創価学会、高齢者団体、上位当選の市長派市議 山本景市長の支持層とは⑭」への1件のフィードバック

  1. 匿名

    交野市長のシリーズを全て見ましたがとんでもない事ばかりですね。交野市民は関心が無いのでしょうか?

    返信