
実録・淡路島5人殺害事件(7)無期懲役
淡路島5人殺害事件の控訴審も異常な展開となった。一審判決が出たのが2017年3月22日だが、控訴審が行われる大阪高裁に何度も問い合わせても、なかなか期日は決まらなかった。そして、ようやく控訴審の公判が行われたのは1年以上 […]
淡路島5人殺害事件の控訴審も異常な展開となった。一審判決が出たのが2017年3月22日だが、控訴審が行われる大阪高裁に何度も問い合わせても、なかなか期日は決まらなかった。そして、ようやく控訴審の公判が行われたのは1年以上 […]
※写真は最初の殺害現場となった平野毅宅。本文には残酷な表現があるのでご注意ください。 2015年3月9日午前2時56分、平野達彦はタバコを吸いながら自宅離れのPCから、「テクノロジー犯罪」被害者支援組織にメールを送った。 […]
今回も、八鹿高校事件にゆかりのある部落の探訪で、これで3箇所目となるが、部落は文字通り三者三様だ。この下網場(しもなんば)部落でも解放同盟支部が組織され、事件で逮捕者を出した。 1935年の記録では103戸、521名と、 […]
澤部落の真ん中には写真の自動販売機がある。しかも、ジュースとタバコと酒の3台。ある意味福祉を感じさせる。さすがに昼間から飲んでいる人はいなかったが、夜になると住民が憩う姿が目に浮かぶ。西成や番町のような都市スラムにはこの […]
現代の同和・部落史を語る上で欠かせない事件と言えば、1974年11月22日に起こった八鹿高校事件である。この事件は現代史・報道といった観点では未だにタブー視され、表立って語られることはないが、兵庫県およびその周辺では伝説 […]
去年の8月、いわゆる2ちゃんねるの「なんJ」板に「【悲報】阪神ファンさん、坂本誠志郎が部落出身だと突き止めてしまう」というスレッドが立った。 要約すると、2015年にドラフト2位で指名され阪神タイガースに入団した坂本誠志 […]
兵庫県には部落が多く、特に瀬戸内側には大きな部落が多い。今回紹介する南武庫之荘も大規模な部落である。 1935年の記録によれば597世帯、2649人の規模であったとされる。ただ、この部落については、賤民の部落というよりも […]
伊丹と言えば空港だが、空港だけでなく部落も存在する。 部落と言っても、日本には「居住移転の自由」があり、これは旅行することの自由とも解されるので、部落を探訪するのは自由である。また、公共の場所で写真を撮ることも自由だ。世 […]
芦屋と言えば、関西一の高級住宅街である六麓荘町を擁している。それだけでなく、芦屋という名前自体にプレミア感があり、住んでいるところを聞かれて芦屋と答えることは、関西人にとっては1つのステータスと言えるだろう。 そんな芦屋 […]
日本最大の部落は大阪の西成地区だが、2番目はどこかというと議論が分かれるところである。もし大阪の浪速地区を西成地区と一体の部落と考えるなら、2番目に大きな部落は神戸の番町部落であろう。1935年の記録では1057世帯、5 […]
前回訪れた、段之上は南部だけが部落であるが、さらに南に歩くと仙正(せんしょう)部落がある。つまり、2つの部落が隣接している。 部落解放同盟の片岡明幸副委員長は、全国部落調査事件の裁判で提出した陳述書で、旧新宮町の同和地区 […]
※示現舎はお盆休みのため、8月18日まで更新をお休みします。 今回は、訳あって兵庫県たつの市までやってきた。神戸以外の兵庫県は全国的には知られていないが、たつの市を知らない人は多くても、そうめんのブランド「揖保乃糸(いぼ […]
今回は兵庫県の宍粟(しそう)市にやってきた。以前掲載した伊和神社の記事について覚えていらっしゃる方は既に察しがついていると思うが、伊和(いわ)神社と嶋田(しまだ)部落の関係について実際に現地で確認するためである。 嶋田部 […]
同じ神社の氏子ではないながら、他の4地区と一緒に伊和(いわ)神社の祭りに参加するようになった宍粟(しそう)市一宮町(いちのみやちょう)嶋田(しまだ)部落。2009年11月の「広報しそう」にその祭りの様子が掲載され、「幼い […]
「昔も今もエタというのは犯罪者…」 検察から死刑を求刑された後、平野達彦被告がそのように淡々とノートに書いた文章を読み上げていると、長井秀典裁判長が「被告人! 被告人!」と読み上げを中断させた。 「被告人、さきほどから使 […]