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三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

【GW特集】女性記者セクハラの温床は「報道機関」にあり!

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「胸触っていい」などとテレビ朝日女性記者へのセクハラ疑惑が報じられた財務省・福田淳一事務次官が18日、辞任を表明した。このセクハラ報道以降、福田氏そして麻生財務相の責任を問おうと「#MeToo」(ミートゥー/セクハラ体験の共有・告白)を掲げ、野党議員や活動家たちが抗議を続けている。目下、その怒りの矛先は政権、財務省に向けられているが「報道機関」自体の責任は不問なのか? ただ漫然と「セクハラ」と騒ぐ前に報道機関の「取材方法」も自省すべきだ。
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現地レポート”大脱走”受刑者が尾道市向島に潜伏中!?

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松山刑務所大井造船作業場(今治市)の平尾龍磨受刑者が脱走し現在、広島県尾道市向島に潜伏していると見られる。向島内では捜索が続くが、平尾の足取りはいまだ掴めていない。皮肉にも逃亡事件で全国的に注目された向島だが、なぜ格好の潜伏場になったのか。現地を調べてみると興味深い事実が分かった。
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4月14日国会前大行動 参加人数言い争う「愚」

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4月14日に開催された「安倍政権は退陣を!あたりまえの政治を市民の手で!0414国会前大行動」に市民、労組運動家が多数集結。国会議事堂前は人で溢れかえった。この日、14時から始まったデモには延べ5万人集まったという。この参加人数に対して「水増しだ」「どう見ても5千人」といった反論も挙がっている。この種のイベントでありがちな現象だ。しかし冷静になって考えてほしい。この言い争いがいかに不毛なことか―――。
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特集LGBTを斬る②
「LGBTを食い物にするピンクウォッシングという罠」

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東京都渋谷区の「同性パートナーシップ条例」が2015年に施行されて以来、各自治体でLGBT施策が進んでいる。世はLGBT時代だ。LGBTを冠した団体が増加し政治集会、シンポジウム、あるいは企業・公務員の総務・人事担当者を対象にした研修会を開催している。様々な団体、取り組みがある中で反イスラエルを鮮明にするLGBT団体がある。虹色の運動家たちとイスラエル問題。一見関連性は見い出せないが、なぜイスラエルを問題視しているのか? これを検証するとLGBTどころか、人権問題に共通する“罠”が見られるのだ。
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「部落差別」と言わない佐高信は何を忖度した!?

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佐高信。経済評論家、『週刊金曜日』編集委員。この人物がメディアで紹介される時は「辛口評論家」などと評される。その論評スタイルは簡単だ。自身と主張や理念が異なる政治家、評論家、文化人に対してただ感情的になじる。要するに「罵倒芸」というものだ。そして信奉者たちは佐高氏をこんな風に評価する。「佐高さんは怖いもの知らず」「タブーなく切り込む」と。ただ恐れを知らない、はずの佐高氏の発言で疑問を感じたことがあった。4月5日、上野恩賜公園で開催された「主権者が政治を変える!さくら祭り」の席上のことである。
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『アベ政治を許さない』にすがる高齢者たちの悲哀

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森友学園・加計学園問題で攻勢を強める野党、そして各左派団体。特に文書改ざん問題が発覚してからはほぼ連日のように永田町・議員会館前など各地でデモが繰り広げられている。もちろん安倍首相夫妻、稲田朋美前防衛相、あるいは一部の保守文化人がとった行動はあまりに軽率で不可解な点が多いのは分かる。ただ反アベで結集している面々の言動をウォッチしていると、何やら新興宗教めいた狂騒を感じてしまう。「アベを許すな」というこの気勢自体が彼らにとって「癒し」であり「娯楽」であり、生活の拠り所になっていないか!? 特に高齢者たちは―――。
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サヨク活動家はなぜ「カタカナ」表記を好む?

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ヒロシマ、ナガサキ、オキナワ、フクシマ、そしてモリカケ、アベ政治――――。左翼活動、反戦・反核、反政府、こういったシーンでは往々にして運動テーマが「カタカナ」で表記されるものだ。なぜ彼らは「カタカナ」を好むのだろう? こんな疑問を抱いたことはないだろうか。社会運動におけるカタカナ表記が持つ意味とは? 一線級の活動家の証言を交えてカタカナ現象を検証してみた。
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大学とは何か? 京大吉田寮・立て看板が消える日

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1913年(大正2年)に建設された京都大学吉田寮は開寮以来、同大の象徴的な施設となり多数の人材を輩出してきた。しかも長い歴史を持つため文化的価値も高い。吉田寮から貴重な資料が出てくることもある。単なる寮ではなく「歴史的建造物」と言ってもいいだろう。ところが昨年12月19日、京都大学は「吉田寮生の安全確保についての基本方針」を公表し、今年9月30日までに寮生全員の退寮を求めている。また吉田寮の保存についても目途は立っていない。同時に京大当局は立て看板にも制限を加えようとし、学生との間で摩擦が起きている。この一件、単に京大内部の権利闘争という以上に「大学とは何か」という根源的な問題を呈してはいないか。
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慰安婦報道・植村隆の原点は早稲田奉仕園だった!

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長年、左翼運動・市民運動の主要テーマだった「従軍慰安婦問題」。その最大の根拠となったのが作家、吉田清治(故人)による「吉田証言」。戦時中、旧日本軍が韓国・済州島で朝鮮人女性を拉致、強制連行したと自著『私の戦争犯罪』で述べた。慰安婦問題に取り組む活動家にとって吉田証言はいわばバイブルであり、多大な影響を与えてきた。

しかし90年代、同証言を報じた朝日新聞が2014年8月に過去記事を訂正、謝罪に至った。このため最近は関連シンポジウム、抗議デモもかつての勢いを失っている。どっちらけ気味、落日の慰安婦運動。しかし一方で1991年、朝鮮人従軍慰安婦を報じた朝日新聞の元記者・植村隆氏の闘いは続いている。そんな植村氏の過去を辿ると保守層から「反日の館」などと揶揄される早稲田奉仕園(新宿区西早稲田2-3-1)に行きつくのである。
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特撮の原点 帰ってきた『大仏廻国』(聖地巡礼編)

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特撮の原点とファンの間で語り継がれる映画『大仏廻国』(1939年)。前回の資料編に続いて今回は、映画のモデルとなった愛知県東海市「しあわせ村聚楽園大仏」など舞台となった“聖地”をめぐってみた。
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直撃! 崇仁協議会 ヤクザ、武富士、地上げの過去を追う(1)

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「有限責任中間法人崇仁協議会」(現在は一般社団法人)。崇仁を語る上で、同団体は欠かせない。崇仁地区を拠点にする同和団体なのだが、崇仁の土地買収にも深く関わってきた。今回、取材を申し込んだところ、同会の中口寛継理事長の快諾を頂いた。中口氏のコメント、また関係資料、地元の証言を交えながらまずは崇仁の“過去”を辿ってみた。

現在の崇仁協議会の事務所は、京都駅東地区市街地再開発準備組合(材木町463-3崇仁河原町ビル)にある。ここで中口理事長は取材に応じてくれた。時には図面を広げ、崇仁の歴史や現況など、意欲的に語られる。そして崇仁の再開発には並々ならぬ情熱を見せた。

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日本最大のタブー地帯
京都・崇仁地区に「熱」と「光」を

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JR京都駅東側、京都市下京区の七条通から東海道線を挟み、南に下り九条通まで、東に鴨川、西に河原町通りに囲まれた地域、通称「崇仁地区」。関西最大級の部落であり、また東海道線より南の東九条は在日コリアンの集落として知られる。まさに“同和と在日”の街。狭い路地に雑然と家屋、老朽化した市営住宅が並ぶ。観光地・京都市の玄関口にも関わらず陰惨な光景が広がった。そこに暴力団、地上げ屋が密接に関わり、様々な事件、トラブルを起こしてきた。しかしそんなダークスポット、崇仁が今、変わろうとしている。血塗られた過去を超えて、訪れるのは光と熱か。それとも―――。本稿は現地取材、関係者の証言を元に崇仁に迫る。
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北朝鮮擁護論から見えた空疎な”香山リカ話法”

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スポーツの祭典という建前は何処へやら、北朝鮮の外交ショーになってしまった平昌五輪。国内外から“平壌五輪”と冷ややかな声も挙がっている。その一方で、相変わらず北朝鮮擁護を繰り広げる政治家、文化人も存在し「話し合いで解決」などと常套句を繰り返す。そして「精神科医」というよりも今や「活動家」と化した香山リカ氏もその一人。しかしそのお説を聞けば聞くほど、空疎な香山リカ話法ばかりが際立ってしまうのだ。香山流の北朝鮮論とは―――。

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特撮の原点 帰ってきた『大仏廻国』(資料編)

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1934年(昭和9年)に世界館(名古屋市)で上映された特撮映画『大仏廻国だいぶつかいこく・中京編』をご存じだろうか。特撮の原点としてマニアの間で語り継がれる作品だ。残念ながらフィルムの所在が確認されておらず、本編を視聴することはできない。しかし本作の枝正えだまさ義郎よしろう監督(故人)の孫、佛原ぶつはら和義かずよし氏の監修で株式会社3Yが『大仏廻国』2018としてリメイクし、今年12月に公開予定だ。平成の世も終わりを告げようという今、昭和の奇作『大仏廻国』が帰ってくる! では、一体どんな映画だったのか? また上映当時、どんな反応や評価があったのか? 現存する資料をもとに検証してみた。
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ガキ使『黒塗りメイク』炎上騒動の行く末は超表現規制社会(後編)

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前回に続く「ガキ使」の黒塗りメイク騒動。映像、紙媒体を問わずメディアにおける黒人描写は、たびたび論議を巻き起こす。そして「ブラック」「黒い」これらのキーワードに関しても黒人差別を助長する、といった意見も散見される。果たしてこれらは本当に差別なのだろうか。表現のあり方、また差別と訴える側の実態や論理に迫った。
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ガキ使『黒塗りメイク』炎上騒動の行く末は超表現規制社会(前編)

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昨年12月31日、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!! 大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけない アメリカンポリス24時!』(日本テレビ系)でダウンタウン浜田雅功が米黒人俳優・エディ・マーフィーの出世作『ビバリーヒルズ・コップ』のアクセル・フォーリーに扮した。

が、この際、顔を黒塗りメイクしたことが「黒人差別」として批判を浴びた。番組終了後、ネットでは批判意見が殺到し、呼応するかのように人権運動家、文化人、メディア関係者も苦言を呈した。もちろん全ての表現物で人種的、民族的な描写は慎重になるべきだ。しかし過剰な批判と自主規制はいつか自分の首も絞める。特に出版、新聞、報道問わずメディア関係者の方、またジャーナリスト、作家の類、その矛先は自分に向けられるかも―――。

ダウンタウンと人権

ダウンタウン。紛れもなく国民的お笑いスターだ。かく言う著者も若い時分、番組観覧に行ったフリークだが、やがてダウンタウンで人権を論じるとは思いもよらなかった。

また同和問題に関心がある人ならば、あのコントを想起するかもしれない。90年代の人気番組『ダウンタウンごっつええ感じ』で松本・浜田両氏による「豆」というコントがあった。「豆」は、部落解放同盟の糾弾集会のパロディではないかと、マニアの間で語り継がれている。ダウンタウン両氏は、兵庫県尼崎市出身。解放教育がなかったはずがない。おそらく子供の頃の原体験に由来していると思う。興味がある方は、「ごっつ 豆 コント」こんなキーワードで検索すれば現在でも視聴できるはずだ。とても風刺が効いた名コントである。一見は不条理ギャグの世界、だが訳知りの人が見れば背筋が凍るだろう。

一方、今回のガキ使で問題となった演出は、エディ・マーフィー主演の映画『ビバリーヒルズコップ』の主人公・アクセル・フォーリーのモノマネ。メイクが差別か否か別として、特に似てもいなければ、面白くもなかった。人種的な特徴をデフォルメしたメイクでもない。個人的には、日焼けしたパンチパーマのオジサンにしか見えなかった。演出のレベルとしては、とても稚拙だ。テレビ業界の人々は「ふりきった企画」とか「とんがった企画」という言葉を好む。そんなにとんがりたいならば、あの「豆」の再現というわけではないが、今回はポリスがモチーフ。ならば、だ。

黒塗りメイクをした浜田のもとに人権ポリスがやってきて糾弾する。『ちびくろサンボ』を絶版に追い込んだ「黒人差別をなくす会」のパロディ。どうせならこれぐらいの演出に挑んでほしい。では、抗議を受けた日本テレビの見解はどうか。局側の見解、抗議件数、また人権団体等からの抗議の申し入れの有無などを聞いてみると日本テレビ広報部名でこう回答があった。

今回の「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」は、アメリカの架空の警察署という設定で制作しました。ご指摘のシーンについては、ダウンタウンの浜田さんが、あくまで、映画「ビバリーヒルズコップ」で俳優のエディ・マーフィーさんが演じる主人公「アクセル・フォーリー」に扮したもので、差別する意図は一切ありません。本件をめぐっては、様々なご意見があることは承知しており、今後の番組作りの参考にさせていただきます。

この通り無難でひな形的な内容だった。ただガキ使自体、日テレの看板番組であり、これぐらいの抗議で揺らぐとは思えない。またダウンタウンが所属するのは、あの巨大な「吉本興業」だ。芸能界では絶対的な力を持ち、また「同和問題企業連絡会」(同企連)の会員企業である。この団体、企業の人権啓発を行うのが目的だが、実質は人権問題でトラブルが起きた時の“用心棒”的あるいは“防波堤”的な役割を持つ。ガードは万全。詳細は『あなたの会社が同和に狙われる第4回 同和と企業は持ちつ持たれつ?』で触れている。

オバマ前大統領のマスク。この場合の黒塗りは許されるのか。

表現物における黒人描写の変遷

それにしても時代は変わったものだ。例えば80年代の人気番組『オレたちひょうきん族』では、ウガンダ・トラ(故人)がマイケル・ジャクソンに扮し『スリラー』のモノマネや黒人少女とのコントをやった。同じくひょうきん族で言えば、島崎俊郎の「アダモステ」は、肌が黒い南洋の原住民がモチーフだ。今のご時世ならば抗議があるかもしれない。また鈴木雅之、田代まさしらのバンド「シャネルズ」は、顔を黒塗りにしたバンドだった。この場合の黒塗りは、差別的な意図ではなく、純粋に黒人音楽へのリスペクトだろう。

TVCMでも印象的な作品がある。西日本、東海地方の方なら覚えているかもしれない。和歌山県の銘菓「那智黒」のCMだ。https://www.youtube.com/watch?v=lmM1br9zFSs

著者が小学校低学年ぐらいまでは、ごく普通に放送されていた。老女と黒人男性がダンスをしながら、男性が「ナチグロ」と叫ぶだけ。同じく80年代、読売ジャイアンツで活躍したウォーレン・クロマティが漫画で登場する時は、チリ毛、分厚い唇、体臭、といった描かれ方だ。韓国のプロ野球から日本球界に復帰した新浦にうら壽夫ひさお投手がニンニクやキムチを食べた口臭をクロマティに吐きかけ、クロマティは腋の臭いでやり返す(高橋春男『Black & White』より)。現在なら新浦の描写も併せて別の線からも怒りを買いそうな内容だ。

近年の例を挙げよう。元SMAPの香取慎吾は、2005~2007年頃流行した「ブートインキャンプ」のビリー隊長のモノマネをした。この時のメイクも黒塗りだ。またお笑い芸人のノッチは、オバマ前大統領のモノマネをしていた。彼自身、もともと地黒だから黒塗りメイクというほどでもないが。ただ当時、香取やノッチに抗議が殺到したという話は聞いたことがない。

何より笑ってはいけないシリーズでは、以前も黒人に扮する演出があった。「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時」(2013年)でタレントのマツコ・デラックスが同じく黒塗りメイクで「エマニエル坊や」に扮した。ところが当時、ガキ使が炎上したとか、批判が殺到したとか、そういう話は聞かなかった。

にも関わらず浜田の黒塗りメイクは、問題だと言う。この違いが謎だ。このことは「人権意識の向上」といった性質のものではないだろう。ネットを中心とした批判、抗議、バッシングといった現象は、謎のレールが存在し、僅かなきっかけやその都度の空気感でレールに乗せられる。このレールは、誰にも見えない。何かに怒りたい不特定多数の暗い情念が一定量集まった時にレールが敷かれる。現象は異なるがネット上で“文春砲”と賛美された『週刊文春』も目下のところ小室哲哉の不倫疑惑で炎上中だ。勢いがある著名人の不倫報道は「功績」で、かつての輝きを失った小室の不倫報道は「残酷」という。この違いも全く謎である。文春報道も浜田の黒塗りメイクもこの謎の抗議レールに乗せられたと思う。

本当の怒りの根源はアナタの心の闇! 抗議する人たちの素顔

それともう一点気になることがある。とにかく抗議者たちは、ここ2~3年で先鋭化したことだ。全ての俳優、歌手、政治家ら著名人は、パロディの対象になる。しかしガキ使への抗議者たちは、黒人に関してはその対象外と考えているのか。例えばトランプ大統領の被り物は許容され、オバマ元大統領の被り物は禁止、そういうわけでもないだろう。通販サイトを見れば、肌が黒く塗られたオバマ元大統領の仮面やおもちゃが販売されている。

ただ抗議者たちの怒りは、沸点に達するのも早いが、冷却も早い。黒塗りメイク問題は、年明けからネットニュース、SNSでも随分盛り上がったものだ。現在は、すでに収束状態にある。中には、純粋に人権問題に関心がある人もいたのだろう。しかしその大半は、とにかく怒るタイミングを待っているように見受けられる。これが人権問題だろうが、企業の不祥事、タレントのスキャンダル、大学生や高校生の悪戯…なんでもいい。とにかく騒動があるところ何でも抗議の対象にする。

ちなみに抗議と言えば弊社、示現舎もご想像通りとても多い。そしてその経験上からある傾向を感じている。例えば「同和問題」の場合、抗議主は、人権団体の当事者というよりも例えば「ネットを見た」「新聞で見た」という人々だ。特に知識があるわけでもなく勢いで抗議してきたのが容易に分かる。そんな人々の話を聞いてみると、最終的にこんな本音を吐露することがある。

「教育委員会が私の意見を聞いてくれない」

「人権意識が低くなったので私の文集を図書館が採用してくれない」

こういったもの。なんだ結局、自分のことじゃないか? 怒りの根底を辿ってみると日常生活における不平不満が募っている。そんな様子だ。参考に『住所でポン』の抗議は、さらに鮮烈。

「お前らのせいで反日ユダヤと朝鮮総連の工作員が家の前にいる」

「創価学会が電磁波攻撃をしてきた」

最初のような不満はまだしも「反日ユダヤ」「電磁波攻撃」の類は、老婆心だがライフスタイルや精神状態を改善した方がいい。電話をかける先を明らかに間違えている。もちろんこれらは、極端な例かもしれない。ただ何かにつけて抗議、苦情といきり立つ人々、本当の怒りの元は、自分の心に潜んではいないか。

メディアやヤフーが黒塗りメイク騒動を煽っているという声もあった。

黒塗りを禁じることが問題解決なのか?

それにメディア関係者の反応も疑問が残った。浜田の相方、松本人志が出演する『ワイドナショー』(フジテレビ系)1月14日の放送回では、黒塗りメイク問題が扱われた。出演者各氏の反応が興味深い。松本は「言いたいことがあるけど、面倒臭いので浜田が悪い」と笑いを取りつつ、明らかに不満気だった。

逆に演出に対して否定的だったのは、キャスターの安藤優子。「エディマーフィーに扮したことではなく笑いのネタにしたことが問題だ」と指摘した。また音楽プロデューサー・もふくちゃん は「国際的な立場になっているということに目配せした番組作りが必要なんじゃないかなというふうに思います」と訴えた。

安藤、もふくちゃん両氏は、黒塗りメイクを否定的に見ていた。今後、どんな意図であれ黒人を連想させるような演出はNGという意味か。松本はこう問いかけた。「モノマネとか色々バラエティで、黒塗りは、じゃあもう、なしでいくんですね?  はっきりルールブックを設けてほしい」。するともふくちゃんは「黒塗りはアウトだと思います」と応じ「塗らないやり方のモノマネはいくらでもある」と強調していた。彼女も表現に関わる立場として、こうあっさりと演出の手段、手法を閉ざしてしまっていいものだろうか。

なぜなら仮に黒塗りメイクを禁じても、批判者たちは別のシーンで差別の鉱脈を見つけるものだ。だからもふくちゃんの認識はとても甘い。『ピーターパン』のフック船長も障害者差別だ、やがてこう言いだしかねない。他人に対する「差別」というレッテル貼り。相手を屈服させるにこれほど効果的な言葉もない。行政、司法、政治すらも「差別」という言葉に白旗を挙げることもある。だから新聞、テレビなど報道機関は、政治家などの失言を待ち構えている。その効果を熟知しているからだ。だからこそ逆に「差別」という批判にも弱い。こうした特性上、今回の黒塗りメイク問題によって放送業界では一層、自主規制が強化されると予想する。

ブラック企業は差別的表現? 人権派教授もやり玉に

もちろん自身が一撃必殺の「差別」を使用できる立場の時はいい。しかし逆に身に降りかかる可能性がある。今回の黒塗りメイク問題の場合、黒=肌の色、という分かりやすい状況があった。では言葉の表現はどうか。例えば「ブラック」「黒」。

元来、日本語で「黒」はネガティブなイメージで使われてきた。「腹黒い」「頭の黒いネズミ」「暗黒街」「暗黒社会」。あるいは「黒い霧解散」(1966年)、「黒い霧事件」(1969年)など。この場合の「黒い」は、主に暴力団関係者を示している。また「容疑者はクロ」この場合は、犯人ということを意味する。

そんな経緯から労働基準法を逸脱したり、過酷な労働環境にある企業に対しては「ブラック企業」と言うようになった。また金融機関で返済状況が悪い利用者などを「ブラックリスト」と言う。中身が不透明で怪しげな様を「ブラックボックス」。この通りブラックもネガティブなイメージで使用されてきた。この場合のブラックは、もちろん黒人を示すものではない。従来から黒に込められた意味を当てはめたにすぎない。それに色で物の様態、状況を表すのは「黒」に限ったことではない。「白」もしかり。また「真っ赤な嘘」、「黄色い声援」、「青ざめる」などもある。あるいは、共産党員を「アカ」という。これも蔑称に違いないが、なにしろ赤は共産主義のシンボルカラーだし、共産党員自身が自虐的に「アカ」と自称することもある。

ところが「ブラック」「黒」の使用について黒人差別を助長するという声が少なからず存在する。「ブラック企業」という表現も黒人差別を助長する、こういう主張に対して、我々日本人はどう向き合うべきだろう。特に左派の方々、メディアにとって「ブラック企業」問題は、とても関心があるはず。ブラック企業の過酷な労働現場に迫って喝采を浴びるかと思いきや、別の一派から差別とお𠮟りを受ける。そんな可能性が大いにあるのだ。

先述したもふくちゃんが言うところの「国際的な目配せ」が必要と言うならば、「ブラック企業」「ブラックリスト」「腹黒い」「黒い人脈」これらも排除しなくてはならないのか。メディア関係諸氏、そして黒塗りメイクに抗議した人々は、こういう状況を望む?

そして中には人権問題に取り組む専門家ですら“ブラック狩り”に遭遇することもある。在日コリアン、被差別部落問題に取り組む東京造形大学・前田朗教授もまたその一人。人権派の前田教授も「ブラック企業」という言葉を使ったら差別的だと指摘を受けることもあるのだ。そこで前田教授に「ブラック」という表現について、また批判に対してどう応じたのか聞いてみた。
(次号に続く)

東洋経済は黒塗りメイクを批判する記事を掲載したが、ブラック企業が差別と言われたらどうするのだろう。

奈良市環境部は永遠に“清美”されないのか!?(後編)

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奈良市環境部レポートの最終回。前回までは、昨年夏に発生した職員の不祥事について迫ってきたが、今回は環境部全体にスポットを当て、検証していく。不祥事が相次ぐ裏に潜むものは何か?
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奈良市環境部は永遠に“清美”されないのか!?(中編)

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不祥事が相次ぐ奈良市環境部の実態に迫るレポートの中編。今回は、問題となったファミリープール(大和郡山市)売店業務を請け負った森嶋企画、そして奈良市環境部関係者への直撃取材を中心にお伝えする。結論から言えばみな一様に「取材拒否」だった。残念ながら「分からないことが分かった」という結末なのだが、現地の反応、雰囲気を感じ取ってもらえれば幸いだ。
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奈良市環境部は永遠に“清美”されないのか!?(前編)

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昨年、奈良市環境部職員が病気休暇中に県営プールの売店で働くという不祥事が発覚した。「また奈良市環境部?」そう思った人も少なくないはずだ。自治体に限らず企業、各種団体が過敏なまでに「コンプライアンス」を掲げる中で、なぜ奈良市環境部の不祥事は続くのだろうか。本稿は現地取材、内部資料を通して、「奈良市環境部」と「不祥事」について検証していく。
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【年末拡大版】李信恵の短大講師吊し上げに見たリアル『朝田理論』

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「LGBTブーム」と言われた2017年。今年最も話題性があった人物、小池百合子東京都知事も「女性の権利」また「ダイバーシティ社会」(多様な人が参加できる社会)を訴えた。とにかく「人権」というキーワードが広く喧伝された一年でもあった。もちろん人権自体は、かけがいのない概念だ。しかし人権が持つ恣意的な主張、解釈があることを見逃してはならない。つまり「差別と訴えた者が有理」という構造である。それが最も如実に表れたのが表題の信恵しねの短大講師吊し上げではなかったかと思う。Facebook上で発生した些細なトラブルだが、現状の人権問題を考える上でとても興味深いと考え、あえて2017年を締める記事に選んだ。
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話題の名古屋市中区のごみ屋敷を歩く

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閑静な住宅街の一角に溢れるごみの山が…。このところお騒がせ、名古屋市のごみ屋敷をご存じだろうか。3階建ての建物には、鉄器具類、家電製品、袋詰めのごみなどが無造作に積まれ、路上に溢れようかという有様だ。今月21日、ごみの撤去を求めた女性に対して屋敷の主、相沢秀行(59)が暴行を加え逮捕されたことも大きく報じられた。東海地方以外の人でも目にした人は多いだろう。従来から地元局でこのごみ屋敷問題が報じられ、名古屋市議会でも取り上げられてきたが、結局、財産権を盾に解決に至らず今回の事態に至ったのだ。

ごみ屋敷問題は、中区の例に限らず全国的に問題になっている。また迷惑行為になるのは、ごみに限らない。10月には神戸の市営住宅で女性が猫50数匹を放置していたトラブルも報じられた。90年代の話だが、早稲田のハト屋敷という問題もあった。西早稲田の家屋に無数のハトが飼われ糞害などで地域住民を悩ませていた。ごみ、動物…厄介な隣人は、決して他人事ではない。毎日新聞が昨年、全国の県庁所在地、政令市、東京23区を対象に行ったごみ屋敷に関する調査によると熊本市は「苦情4件全て高齢男性」、青森市は「苦情11件12人(1件は夫婦)のうち9人が70代以上」、神戸市は「60代以上が約70%」という結果があった。つまりごみ屋敷の背景には、高齢者の存在も見えてくる。一概に高齢者に責任の所在を押し付けるわけでもないが、今後高齢化社会が進む上で、ごみ屋敷が増殖する可能性は大いにある。一方、名古屋市中区のごみ屋敷を見ると別の闇が見えてくる―――。

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香山リカ放言
「吉田証言誤報で傷ついたことありますかぁ」に朝日記者も沈黙

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今や医師、学者というよりも活動家と化した精神科医・香山リカ氏。専門外の分野でも、話題性があれば飛びついて一席ぶつ。言うならば言論界のダボハゼ状態のセンセーが目下、ご執心なのが反レイシズム、反ヘイト運動だ。11月5日、在日本韓国YMCAアジア青少年センターで開催されたシンポジウム「反レイシズム情報センター NPO設立記念  —深刻化する日本的レイシズムへのアプローチ/解消法のその先へー」にパネラーとして登壇したのだが、この日も香山節全開。勇ましく政権批判を訴え「朝日新聞の吉田証言誤報で誰も傷ついてない」とぶちまげた。

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白頭山偉人称賛国際祭典に参加した平岡秀夫元法相を直撃

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今年8月、北朝鮮の祭典に日本の元国会議員が出席していたと『週刊現代』(2017年9月16日号)で報じられた。北朝鮮は8月13日から「第5回白頭山偉人称賛国際祭典」を開催し、同誌によると日本から民主党政権で法務大臣を務めた平岡秀夫、社民党の日森文尋両元衆院議員が出席。日森氏に至っては、金正恩委員長、そしてICBM『火星14型』の試射の成功を称える演説を行っていたという。日森氏ならば“いかにも”という気もするが、法相を務めた平岡氏が渡航自粛にも関わらず訪朝するとは、批判が一層、強まるのも無理からぬことだ。平岡氏は、2014年の衆院選で落選後、公の場に出る機会は減ったが、11月19日、新宿駅前で開催されたイベントに弁士として登壇。そこで平岡氏に訪朝の意図などを直撃してみた。

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トランプ大統領にハグを迫った元慰安婦・李容洙のイタい過去

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韓国大統領府が今月7日、トランプ大統領を歓迎する晩さん会に元慰安婦の容洙ヨンスさんをゲストに招いたのは、日本でも大きく伝えられた。特に話題になったのは、晩さん会の席上、トランプ大統領が李さんを“ハグ”したと写真付きで大々的に報じたこと。しかし「「慰安婦」被害者にトランプ大統領が近づいて抱擁」(ハンギョレ新聞11月8日)などの記事を見ると、李さんが無理やり大統領に迫っただけ? こう見えるのは、決して悪意でもなかろう。さてこの李さん、実は過去、日本にもたびたび来日し、講演会、シンポジウムで従軍慰安婦問題の解決を訴えてきた。支持者からは“聖人”などと称賛されているが、時には、ドタバタ劇を披露なさったことも…。

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さいたま市「九条俳句訴訟」は保守本廃棄に救われた!?

三品純 By 三品純

梅雨空に『九条』守れの女性デモ

さいたま市内在住の女性が詠んだ「九条俳句」が三橋公民館(同市大宮区)の「公民館だより」に掲載されないのは違法として市に掲載と損害賠償を求めていた訴訟で、10月13日、さいたま地裁は、市に慰謝料5万円の支払いを命じた。市は判決を不服として控訴する方針だ。俳句は、2014年6月、原告女性が東京都内で遭遇した女性デモに共感し、思いを詠んだもの。女性は、同館の俳句サークルの会員で、公民館だよりに掲載する作品として提出したが、公民館側が「誤解を招く」として掲載拒否していた。判決を受け、支援者らが10月24日、さいたま市内で報告集会を開催。集会はいわゆる護憲派の有識者、運動家も参加しており、いわば護憲イデオロギー闘争の体。判決は原告勝訴に違いないが、しかし右・左の立場を越え一考すべき問題を孕んでいる。
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みつわ会館(さいたま市)職員が激怒!
石川(一雄)さんの車ってなんだ!?

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先の衆院選で野党第一党になった立憲民主党。本誌は、同党・枝野幸男代表の同和をめぐる金と人脈を取材中だ。そして枝野氏をめぐる同和人脈を辿っていくとさいたま市大宮区三橋みはしの隣保館「みつわ会館」が浮上した。そこでみつわ会館の設置の経緯を調べようと同館を訪れたのだが、職員からは「来るな」「帰れ」と総スカン状態。しかも本誌の記事に狭山事件の当事者、石川一雄さんの車が写っている! とご立腹なのだ。

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自民党街頭演説に出没する
もう一つの“こんな人たち”は
「顕正会」

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※写真 顕正新聞をひたすら掲げる信者と配布する信者

なんだかんだで自民党の圧勝に終わった先の衆院選。選挙運動中の街頭演説では、アンチ安倍の有権者がヤジを飛ばす、というのが風物詩となった。こうしたヤジをめぐっては、今年7月の都議選、秋葉原にて安倍首相が演説中、「安倍やめろ」の大合唱が起きると、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と応戦し批判されたのは、まだ記憶に新しい。ヤジ攻撃が効果的と考えたのか、首相の演説スケジュールが発表されると、ツイッターなどSNSで拡散され、活動家たちが押しかけるのが定番となった。だが、その一方でひっそりと首相、自民党に抗議を続ける別の一派も目立っていた。一見、左派の市民団体、と思いきや、実は冨士大石寺顕正会けんしょうかい(本部・さいたま市)の信者である。首都圏の自民党街頭演説に出没しては、黙々と抗議活動を繰り広げていた。いわば顕正会の面々は、もう一つの“こんな人たち”なのだ――――。

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立憲・赤松広隆氏が旧民進議員批判「参政権反対?あの人たちは平気でやる」

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「排除」され一時は、政界の荒波に溺れかけた民進党リベラル系議員だが、藁をも、とばかりつかんだ「立憲民進党」は、藁どころか安住の地だった!? ここにきて立憲民主党の支持率が伸長著しい。JNNの世論調査によれば同党が希望の党の5・2%を上回り、7・3%と自民党に次ぐ支持率を記録した。一部からは、旧民進党議員との再合流まで取り沙汰されているが、一度売った魂は、そう簡単に“チャラ”というわけにもいくまい。特に永住外国人の地方参政権に賛同していた希望内の旧民進グループの方々、かつての同志のお言葉をお贈りしよう。
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小林よしのり演説で沸いた立憲民主党って「保守」!?

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立憲民主党の街頭演説が活況だ。都内各地で大勢の支持者を集め、その様子は、ツイッター、FBなどSNSでも話題になっている。また漫画家・小林よしのり氏も応援演説に立ち、支持を呼びかけている。10月14日、新宿駅東南口広場で開催された同氏の演説を聞いてみたのだが、小林氏、支持者ともに疑問を感じざるをえないのだ。

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永住外国人地方参政権推進を
“スルー”する前原誠司の姑息人生

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すっかり当初の勢いを失った希望の党。賛同していた政界関係者、首長、文化人といった類の面々も徐々に“梯子外し”に走り出した感すらある。そんな中、本来は同党の中心になるはずの民進党・前原誠司代表もまるで存在感を発揮できていない。あの屈辱的とも思える公認候補との政策協定書まで交わして望んだ総選挙のはずがこの有様。しかも協定書の中には積極的に賛意を示していた「永住外国人地方参政権」も「外国人に対する地方参政権の付与に反対すること」と盛り込まれている。あれほど熱心だったのに一体、前原サンどうなっちゃったの? と思うわけだ―――。

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