在日コリアンをめぐる表現が日本への逆差別的、とNIKEのCMが話題になった。賛否両論ある中で擁護派が騒ぐほどに憎悪は「在日」に向かう気がしてならない。「差別」「分断」という言葉がマスコミやSNSを席巻する今、日本社会と「在日」を分断するものを検証していく。今回は11月に突如、降って湧いたような「永住外国人地方参政権」を考える。マスコミ、左派活動家、野党はとにかく「移り気」だ。新しい政治課題が起きては変わり身早く飛びつくもの。民主党政権発足前後は随分、熱を込めた記憶があるが…。また在日本大韓民国民団(民団)も活動方針に「地方参政権獲得」を掲げるが具体的な動きは見えない。しかしこの運動自体、本当に「在日の悲痛な叫び」なのだろうか。
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