【広島市】本人訴訟で暴かれた、都町改良住宅駐車場管理問題

本サイトで取り上げた広島市西区都町の改良住宅の駐車場管理を巡る裁判(広島地方裁判所民事第1部、担当:光岡弘志裁判官)で、新たな展開があった。原告被告双方が本人訴訟で進行する裁判であるが、駐車場管理組合の会計の実態を明らかにするという原告側の目的は達成されつつある。

裁判官の指示により、管理組合側の証言や関係書類が明らかになったことにより、会計帳簿は一切存在せず、収益や管理費用が個人口座に振り込まれていることが分かった。

また、裁判外で事実上明らかにされた駐車場利用状況の管理台帳からは、駐車場を転貸して利ざやを得る行為が黙認されている可能性が高い実態も見えてきた。

公文書なのか雑誌なのか『荊棘』を巡る情報公開の矛盾

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本サイトでも以前に取り上げたことがある、「部落解放愛する会茨城県連合会」の機関誌『荊棘』。その扱いがどうやらおかしい。とにかく一般市民の入手を拒むかのようになっている。

郵便物としては広く販売される雑誌ということになっているが、茨城県内の図書館での所蔵が確認できないのみならず、国立国会図書館にも納本されていない。

愛する会茨城県連本部のある下妻市では、市立図書館に問い合わせると『荊棘』は本庁の人権推進室が保有すると言われるが、情報公開請求をすると公文書ではなく雑誌という扱いで公開を拒否された。ある時は公文書で、ある時は雑誌というように、まるでカメレオンのような状態なのだ。