「令和」の西成に忍び寄る 中華街構想③

三品純 By 三品純

明治時代以前、長崎は日本唯一の貿易港であり中国人も滞在し中華街になった。横浜中華街、神戸中華街は江戸末期の開港で来日した中国人貿易商により街が形成された。いずれも歴史が古く日本外交史の「生き字引」のような存在だ。歴史、ロマン、グルメもある。ガイドブックも多数で人気が高い観光地だ。これに対して近年起きる「中華街構想」というものは“ごり押し感 ”と“ 政治臭”に満ちている。反発が起きるのはこうした性質にあると前稿で指摘したが、西成中華街構想も同様の臭いが漂ってくる。特に中国陣営の動きを見ると―――。

続きを読む

「令和」の西成に忍び寄る 中華街構想②

日本三大中華街といわれる 横浜市中区山下町、神戸市中央区南京町、長崎市新地町は歴史があり観光地としても人気スポットだ。地域社会にも溶け込んでいる。それに対して各地で新しい中華街構想が浮上すると反発が起きるものだ。その背景 […]

学術・研究:部落探訪(122) 福島県会津若松市 西七日町“祝町”

福島県で最も有名かつ最大の部落が、会津若松市西七日町にある。西七日町全体が部落というわけではなく、国道252号線の南、JR只見線の線路から西福寺にかけての細長い区域が部落である。 1921年の記録では95戸、1935年の […]

「令和」の西成に忍び寄る中華街構想

大阪のドヤ街「西成地区」。大阪府外の人でも一度はこの名を聞いたことがあるだろう。暴動、暴力団、警察の不祥事、貧困問題、1960年代からここでは様々なトラブルが起きた。昭和、平成の西成は壮絶の一語だ。しかし国内外の観光客が […]

学術・研究:部落探訪(121) 福島県白河市旭町1丁目“下町”

東北には部落はない、あるいは東北はもともと全体が部落のようなものと言われるが、実際は東北にも部落があるとされる。今回訪れたのは福島県白河市。1935年の記録では「下町」という9軒、61戸の部落があったとされ、革、食肉が主 […]

大阪W選 “ 自共解連合”の怪

大阪府知事・市長のW選挙がカオスの様相を呈している。 大阪維新の会が進める「大阪都構想」をかけて松井一郎前大阪府知事が大阪市長選に、吉村洋文大阪市長が大阪府知事にそれぞれ立候補した。この争いは大阪維新の会対自民党どころか […]

学術・研究:部落探訪(120) 東京都八王子市泉町

最近は部落問題を扱うサイトの中に、部落差別の解消を掲げながら、実は差別の永続化を狙う悪質サイトがあることから、同和地区の地名等を掲載するサイトには 学術・研究目的を除き 削除要請をする方針を法務省が打ち出した。無論、後世 […]

相模原障害者施設殺傷事件 植松聖は動物愛護の“理論的首魁” ピーター・シンガーの思想?

2016年7月26日、相模原市の津久井やまゆり園で、元職員の植松聖がこの施設を刃物で襲撃し、入所者19人が殺害され、26人が負傷するという事件が起きた。植松聖は事件後に重度・重複障害者を殺害することを正当化する供述を繰り […]

学術・研究:部落探訪(119) 東京都八王子市小比企町

今回は、コメントでリクエストのあった八王子の部落を探訪した。最初に訪れたのは小比企町(こびきまち)。1935年の記録では19世帯とある。 ここにも白山神社があるのだが、近くの稲荷神社に合祀された白山神社もあると言われてお […]

アンチ個人情報保護⑨ 裁判による解決とは

裁判と言えば、非常にお金がかかるものというのが日本での一般的な認識のようである。これは正しいとも言えるし、間違っているとも言える。双方が本気になればなるほど費用も時間もかかるが、両者が妥協するか、あるいは片方が早々と降参 […]

全国部落調査事件 第5回弁論準備手続

3月18日、東京地裁で全国部落調査事件の第5回弁論準備手続がありました。「原告が「被差別部落出身者」であることを証明する公正証書 」は今回も出てきませんでしたが、さすがに次回5月13日の弁論準備手続までには出てくると思い […]

学術・研究:部落探訪(118) 埼玉県川越市小堤・下広谷

現在、映画「翔んで埼玉」が大ヒット上映中である。この作品の舞台は埼玉県人が差別される架空の日本だ。原作で登場する「埼玉解放連盟」(映画では「埼玉解放戦線」)という組織は、部落解放同盟のパロティではないかと部落マニアの間で […]

「住所でポン!」創設者が解説 「破産者マップ」は消せるか

巷では「破産者マップ」というサイトが話題である。官報に掲載された破産者の住所・氏名等を地図上にマッピングしたもので、その生々しさから怖がれつつも「見入ってしまう」ということでアクセスが殺到している。 都市部は地図上にマー […]

反天皇に血道を上げる名古屋家裁判事の「活動歴」

「公正中立」であるべき裁判所にもし特定の思想に染まった判事がいたら――。果たして正当な裁判が行われるだろうか。ところが実際にそんな判事が名古屋家庭裁判所に在籍しているから驚きだ。同家裁で家事調停、家事審判を担当する柳本つ […]

市民運動に「安住の地」 を見つけた鳥越俊太郎

かつてはテレビ、新聞、全国誌などマスメディアで活躍した文化人、ジャーナリスト、作家が晩節を汚すというのはありがちな話。公約を聞かれても答えられない都知事選、女子大生との淫行疑惑などジャーナリストの鳥越俊太郎はその最たる例 […]

学術・研究:部落探訪(117) 神奈川県厚木市 岡田4丁目・旭町3丁目

今回は2つの部落を訪れた。互いに隣り合っているわけではないが、比較的近くにある。 岡田(おかた)は1934年の記録では19戸の部落であり、戦後には厚木市により同和地区指定され同和対策の集会所(岡田集会所)が設置された。一 […]

恒心教

2015年から去年にかけて「恒心教」というものが話題となった。メディアで広く報道されたのはグーグルマップで原爆ドームに「恒心教 核実験場」と表示するなどのいたずら。そして、それより前から行われていた唐澤貴洋弁護士への大量 […]

学術・研究:部落探訪(116) 静岡県掛川市“橘・末広”

2つの部落が隣接している例を時々見かける。それは偶然隣り合っているだけということもあるし、片方の部落が一方の部落から派生していることもあるし、もともと1つの部落だったものが2つに分かれていることもある。 今回訪れたのもそ […]

「解放の票」は立民・福山哲郎が引き継ぐ!?

部落解放同盟副委員長だった故・松本龍元衆議院議員、同大阪府連執行委員長や中央書記長などを歴任した松岡徹元参議院議員らが政界から引退し、解放同盟出身の議員が姿を消した。特に松本の地元、福岡一区は“ 解放の父 ”こと松本治一 […]