【和歌山市】同和行政で 若き命が 散った!公益通報で「自殺」に 追い込まれた 市職員の無念

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By Jun mishina

和歌山市の不正支出を公益通報した男性職員A氏(当時28歳)が2020年6月に自殺していた問題。原因は公益通報への報復人事と同和地区を対象にした子ども会活動支援交付金の可能性が高い。子ども会支援の不祥事は筆者も過去記事で指摘していたが、A氏をサポートできなかったのは忸怩たる思いがある。

芦原地区連合 自治会長事件の 渦中で

「Aさんの公務災害認定を支援する会」提供資料より一部加筆して作成。

「勇気こそ差別をなくす第一歩」

Aさんが他界した2020年に始まった和歌山市役所玄関前広場の整備工事の最中、市庁舎に掲げられた横断幕(タイトル写真)。

対して勇気を持って不正に挑むことは報復人事の仕打ちを受け、生命の危機もあるということか。

A氏が苦しんだ子ども会への不正支出問題は当サイトでも長らく扱った和歌山市芦原地区連合自治会長事件と同時期。余談だが、当の連合自治会長の支援者企業(門博文前衆院議員の支援者)がこの整備工事を請け負ったというのも和歌山市らしい話。横断幕のフレーズが空疎に感じるのは著者だけではあるまい。

Aさんの死も市政の闇が大きく影響している。そこで有志が立ち上がった!

支援団体「Aさんの公務災害認定を支援する会」(仮称、以下支援する会)は今月14日、和歌山市内で記者会見を開催し、真相解明のため活動していく意向だ。

同会がまとめたAさんの略歴によると2015年に和歌山市役所に入庁。配属先で国民健康保険税の滞納を知ることになる。支援する会によると滞納していた住民は部落問題に関する非常勤講師を務める人物の関係先。この講師は部落解放同盟和歌山県連合会の役員でもある。

滞納について対処した痕跡がなく、同僚からも「課長案件」と聞かされたという。

それでもAさんは敢然と滞納整理を進めたところ2018年5月28日、平井児童館の主事に配置換えとなる。これが報復人事だった。なぜなら平井子ども会会長とは他でもないこの講師。配置換えの後、同会長(講師)と面接があったという。面接というよりも、まず“詰められた”とみるべきだろう。

平井児童館では上司から補助金の不正申請が指示された。こうした手法は芦原事件、津市相生町自治会長事件でも状態化したもの。発覚しても指示役の市幹部には及ばず現場職員が人身御供になるのが常。

これを苦にしたAさんは同年6月1日に病気休職願を提出。8月23日、公金不正支出について公益通報を行った。Aさんの遺書は発見されていないということだが、休職願の内容は遺書同然だ。職務熱心なAさんの悲壮感が漂う。

後述するがAさんが危惧した通り、平井児童館で「子ども会活動支援交付金」に関する不正支出事件が発生。平井子ども会は2013~17年の5年間で架空の領収書を提出し、1017万1278円を不正に得ていた。市民環境局のセンター長に停職6か月の処分が下ったが、驚くことに同センター長は平井子ども会の副会長だ。

この内幕については過去記事「和歌山市 子ども会交付金は 朝田善之助の 遺産!?」でレポートした。

子ども会というよりも通常の解放同盟の活動?

悲壮な 休職願「和歌山市と 同和から報復」

次にAさんが提出した病気休職願をご覧頂こう。

原文には上司名も掲載。当時の過酷な状況が伝わる。

同和行政の不祥事をレポートするといわゆる人権派の面々から「差別」あるいは「同和と関連付けるな」といった罵声が浴びせられるもの。しかしAさんの苦境の根幹には紛れもなく同和行政がある。もっともこの休職願にも心無い言葉を発するだろう。自身の意に沿わぬ者は死体蹴りも厭わないのが当節の人権派というものだ。

そしてマスコミ諸氏にも言いたい。上に挙げた「病気休職願」は支援する会の記者会見でも配布されたもの。ところが本件を報じたマスコミでも休職願について言及したのは一社もない。無論、同和地区の子ども会支援交付金で不正があったことも“スルー ”。

かたや日々、運動体や活動家の主張は平然と垂れ流す神経。もはや「報道機関」ではなく、「人間拡声器」でしかないことを自覚されたい。

話をAさんのその後に戻す。

公益通報の約2カ月後に復帰したAさんは生活保護関係の部署に配属された。翌2019年にこの惨状を見かねた別の職員が続いて公益通報。この年の10月は先の連合自治会長事件が報道されたが、つまり和歌山市同和行政は2つの失態を抱えることになる。

そして運命の2020年、ここで平井児童館への転属に続き、再び“報復人事”と思しき事態が起きた。処分された平井子ども会副会長を務めた元センター長と市庁舎の同じフロアで勤務させたのだ。あまりに配慮に欠けた人事。関係者によれば「Aさんの監視目的」という推測もある。でもなければこのような“圧力”がかかる配置にするだろうか。

そしてAさんが6月に自死という最悪な結果を招いたのだ。同年11月11日にAさん母が公務災害認定請求を行ったが、今年1月31日に請求は却下。このため今月13日に遺族は不服申し立てを行った。来月1日には支援する会の結成総会が開催され真相解明、責任追及を行っていく。

より大きな 不正が隠された 可能性も

本件は同和事業で起きた単なる不祥事ではない。公益通報したら「報復人事」という行政の暗部の凝縮であり、看過できない大問題だ。真面目な人が馬鹿をみる――公務員のみならず今の社会を象徴するかのような出来事ではないか。

その上でさらに子ども会交付金の不正支出以上の「闇」があった可能性が高い。

市政事情通はこう打ち明ける。

「実はAさんが亡くなった2020年、この年の1月に和歌山市役所に大阪地検特捜部が家宅捜索が入ったのです。これがおかしな話で新聞・テレビはどこも報道していません。たまたまローカルメディアが聞き知ってわずかですが記事にしています」

ではなんのために特捜部が動いたか、である。

「南海和歌山市駅に指定管理者制度による『蔦屋書店和歌山市民図書館』がオープンしました。当時は注目されましたし、不正疑惑があって住民監査請求が行われるなど全国的に報じられたものです。だから特捜の件は図書館問題かと思われていました。しかし図書館案件ではなく市議周辺では“平井絡みで何かあったんやないか”というのです」(同)

政財界の巨悪を追うというのが特捜部の目的。そこからすると図書館程度の話はお手の物といったところだろう。だがこの際の家宅捜索で成果があったとは全く聞かないし、またマスコミ報道もなし。

昨今、二階俊博元幹事長絡みの政局、または自民党青年部の過激ダンスショーで全国的に注目される和歌山だが、基本的にニュースネタは乏しい。そんな中、「市役所に特捜」というのは格好の記事材料ではないか。

ところが特捜話は公にならなかった。この日本に特捜部とマスコミを沈黙させる存在があるとすれば「同和要素」以外、考えられない。

「行政と同和の癒着が改善されず長年続いている」

とはAさんが休職願で綴った和歌山市役所の実態。そこに不可解な特捜部の家宅捜索ともなれば、交付金不正支出以上の暗部と不正があったことは否定できない。だとするとAさんは想像以上に過酷な立場に立たされた可能性がある。

Jun mishina について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【和歌山市】同和行政で 若き命が 散った!公益通報で「自殺」に 追い込まれた 市職員の無念」への4件のフィードバック

  1. .

    講師の名前は池田清郎でいいんですかね。

    最近は示現舎さえも解放同盟員の名前を実名を積極的に出せなくなってしまったようで、残念です。
    #60a989ee6d1e6ba87753b99e665ae65d

    返信
    1. Jun mishina 投稿作成者

      過去記事では出ていますよ。
      あと本件については時間の都合上、まだご本人にあててないのでまだ伏せているだけです。

      返信
  2. のぼのぼ伍長

    読売や朝日に読ませたい、ジャーナリズムの精神
    よくあれでお金がとれるよね

    返信