松岡克己 解放同盟 三重県連委員長が 伊賀市嘱託職員 給与を不正取得

カテゴリー: 地方 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 宮部 龍彦

以前、松岡克己解放同盟三重県連委員長による伊賀市八幡町市営住宅の駐車場収益横領疑惑をお伝えした。しかし、さらに松岡氏が2020年3月末まで伊賀市の嘱託職員として給与を受け取った時に、勤務したとしておきながら実際には勤務していなかったか、あるいは勤務記録を改ざんしていた疑惑が発覚した。

具体的には、役所の記録上は八幡町教育集会所の社会同和教育指導員として勤務している日時に、解放同盟の役職として津市や四日市で県知事や市長にあったり、講演をしていたことが明らかになった。

松岡氏は、自らが伊賀市の嘱託職員であったことを認めている。そこで、示現舎では2017年4月から2020年3月末までの松岡氏の勤務記録を情報公開請求により入手した。それによれば、平日はほぼ毎日8時30分から17時まで勤務していたことになっている。

勤務記録を入手したのには実はもう1つ理由がある。松岡氏が市の嘱託職員でありながら、実際は市内の喫茶店で過ごしているのを見かけられることがあり、ほとんど勤務実態がなかったのではないかと地元で耳にしたからだ。

筆者が勤務記録を見たところ、確かに不審に感じた。松岡氏は解放同盟三重県連委員長、中央本部執行委員という立場であるのだから、その役目を果たしながらここまで規則正しく勤務できるのだろうかということだ。

そして、解放新聞に掲載された松岡氏の動向と勤務記録を突き合わせると、勤務中とされる日に三重県知事に会っている。さらに解放新聞の記事を裏付けるために、三重県から知事との面会記録を入手した。

上の文書によると、平成29年6月27日の14時45分から15時3分に部落解放同盟三重県連合会の松岡委員長が鈴木知事を始めとする三重県の幹部に会っているとされる。

そして、同月の勤務記録がこれである。平成29年6月27日にはいつも通り8時30分から17時まで八幡町教育集会所指導員として勤務したことになっている。これらの文書が事実なら、松岡氏は市の嘱託職員としての勤務時間中に津市を訪れて解放同盟委員長として知事に会っていたことになる。

解放新聞その他の記録と矛盾する勤務記録で、筆者が発見できたものをまとめると次の通りである。

・2017年6月27日 三重県知事を訪問
・2018年5月9日 四日市市長を訪問
・2018年6月18日 三重県知事を訪問
・2019年7月2日 ヒューリアみえで三重県人権大学の講師をする
・2020年1月14日 三重県知事と津市長を訪問

なお、解放新聞によれば2018年8月26日に三重県庁と津地方法務局を訪れているが、三重県には訪問の記録がなく、なおかつ当日は日曜日で県庁や法務局は閉まっているはずなので、解放新聞の誤りであろう。

伊賀市八幡町教育集会所に問い合わせたところ、担当者によれば社会教育指導員は非常勤職員で、部落問題についての情報収集活動をしており、職務の一環であるし、勤務記録の改ざんはしていないということだ。おそらくそのような弁解をされるだろうと筆者予想していたが、次の記録はどうだろう。

平成30年6月18日に部落解放同盟の要望書を提出するために三重県知事に会っている。時間に注目して欲しい。こちらは17時から17時15分である。

その時の勤務記録がこれだ。この日も17時までの勤務となっているが、伊賀市から県庁のある津市までは50キロ程度離れており、まさか一瞬で津市にワープしたわけではあるまい。

職務であるなら17時15分まで勤務した旨を書けばよいはずで、勤務時間が終わったその瞬間に津市で三重県知事に会っているというのは、明らかに不自然である。

そもそも、松岡氏は解放同盟の委員長の立場で三重県知事に会っており、三重県の記録には伊賀市社会同和教育指導であるという肩書は全く出てこない。そして、そこでやりとりされている内容が伊賀市社会同和教育指導の職務の一環と言えるかどうか、これは実際に以下の資料を見て読者に判断して頂くのがいいだろう。

松岡克己・三重県知事面会記録.pdf

そして2019年7月2日、ヒューリアみえで行われた三重県人権大学の講座にはもっと大きな問題がある。

記録によれば、松岡氏が講師を務めたのは13時30分から16時。

無論、その時間も松岡氏は勤務したことになっている。

ヒューリアみえに確認したところ、人権大学の講師には報酬が出ており、松岡氏も例外ではない。すると、松岡氏は伊賀市から給与をもらいつつ、人権大学の講師として報酬を得ていたことになる。報酬の二重取りだ。

八幡町教育集会所に確認したところ、人権大学の講師については把握していということだ。嘱託職員と言えど公務員は原則副業禁止、しかも松岡氏については明らかに勤務時間中で上長の許可があったとは考えづらい。

ここまで矛盾が続出すると、そもそもほとんど勤務実態がなかったという地元からの声の信憑性が高まっている。

三重県の記録では、松岡氏は知事や件の幹部に対して部落差別の解消や差別事件への対応、啓発や教育への取り組みを訴えている。しかし、まさにその最中に自身は部落差別解消どころか、部落差別をフル活用して公金を不正に得ており、「やっぱり同和は」という噂が確実に地元に広まっていたのだから皮肉なものである。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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松岡克己 解放同盟 三重県連委員長が 伊賀市嘱託職員 給与を不正取得」への2件のフィードバック

  1. 不正は絶対に許すな

    勤務実績表を拝見すると、明らかに1か月分まとめての押印ですね。
    印影の方向、朱肉の濃さから誰が見ても、給与支払いの為の誰かがまとめて押印したものと判断されます。
    勤務実績表は代理で押印するものでなく、本人が押印しなければなりません。
    8時30分すぎて押印することできません。
    遅刻すれば、欠勤か有給休暇の申請をしなければなりません。
    勤務日始業時から直接業務予定地行く場合は、出勤表に押印してはいけません。
    旅行命令簿が事前に決裁されていなければいけません。
    業務に関連するような場合で公共性のある場合は職務免除の制度はあると思いますが、事前に申請し許可が必要です。
    したがって、旅行命令簿、職務免除申請の公文書開示を求めたほうがよろしいかと思います。

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      その辺り検討してみます。どうも伊賀市は社会同和教育指導員を特別職として扱っていたようなので、職務専念義務や副業禁止には甘かったようです。

      返信

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