特集・日韓問題(2)自民党親韓議員は韓国で何を語るか!?

前回の訪韓団記録の続き。河村氏は金国務総理との会談後、ふぁん祐呂うよ韓日議員連盟会長、はむ珍圭じんぎゅセヌリ党スポークスマン、朴《ぱく》正浩《じょんほ》韓日議員連盟事務総長との会談に臨んだ。場所は、大韓民国国会議事堂本館セヌリ党代表室。今回の会談は、河村氏の発言も記録されている。河野談話、慰安婦問題などが議論の主題だ。文中に「河村幹事長」の肩書きが出てくるが「日韓議員連盟」の幹事長職、団長は「訪韓団団長」であることをご留意頂きたい。

特集・日韓問題(1)自民党親韓議員は韓国で何を語るか!?

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昨年の日韓合意で決定した元慰安婦支援財団へ10億円の拠出をめぐり与党、世論からも反発が続く。慰安婦問題の解決をめぐっては1995年、村山政権下で「女性のためのアジア平和国民基金」が創設。同基金は日本政府が一部出資と国内外の寄付で運営された。この本質は、正式な補償を回避したい日本政府らと専門家らが生み出した苦肉の策であり一時的に”なだめる”にすぎない。基金からの償い金は、フィリピン人の元慰安婦らが受け取ったが、韓国人慰安婦らはこれを「正式な謝罪と補償ではない」として拒否。結局、何ら解決策にもならず2007年にひっそりと基金は解散になった。