長谷川豊の「差別発言」の元ネタを探してみる

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ご承知の通り、日本維新の会の公認候補(現在は公認停止中)である長谷川豊氏が、講演での部落問題についての発言を巡って猛批判をされている。しかし、長谷川氏の発言のどこが差別なのか、よく分からない人が多いというのが実情ではないだろうか。

何よりも、長谷川氏の「差別発言」には元ネタがある。部落問題についての認識というものは、少し前までは研究者でさえ長谷川氏と同レベルで、それが史実として教えられていたもまた事実なのである。今回はその点を検証してみようと思う。

関西生コン「ヤドチョウ」たちの裁判② コンプライアンス活動の罠

2勝5敗。関西生コン裁判の傍聴券抽選の戦績である。抽選の倍率は日によって異なるがだいたい3~4倍といったところだろうか。傍聴券を入手できればいいが、早朝から大津や大阪までやってきて抽選に漏れた時のダメージは大きい。入学試験のように当選番号が張り出されるから顔なじみになった傍聴希望者からは「不合格やったな(笑)」といじられることもある。5月21日、湖東協組事件の公判は運よく傍聴することができた。2勝目だ。今回は大津生コンクリート協同組合の村井攻一理事長ら幹部も登場し、関西生コンの内情を語った。