同和地区では公営住宅に高級外車が停まっているという現象をよく見かける。1つの理由は家賃が安い分、車に金をかけられること。もう1つの理由は普通の公営住宅なら所得が基準より多い場合は出ていかなくならなくなるが、同和対策の改良住宅は代替住宅という性質があるので、そうはならないことだ。
しかし、芦原地区については特に公営住宅に高級車が顕著なわけではない。写真の通りベンツを1つだけ見かけたくらいである。
同和地区では公営住宅に高級外車が停まっているという現象をよく見かける。1つの理由は家賃が安い分、車に金をかけられること。もう1つの理由は普通の公営住宅なら所得が基準より多い場合は出ていかなくならなくなるが、同和対策の改良住宅は代替住宅という性質があるので、そうはならないことだ。
しかし、芦原地区については特に公営住宅に高級車が顕著なわけではない。写真の通りベンツを1つだけ見かけたくらいである。
和歌山市の芦原地区は、和歌山県でも最大の同和地区であり、それだけでなく地方都市の同和地区の中では全国でも異例の規模である。
1934年の記録では1797戸という規模だったとされる。現在の和歌山市雄松町、汐見町、三沢町、島崎町が含まれるとされ、また和歌川対岸の手平の一部も該当するとされるが、境界線ははっきりしない。いずれにしても千世帯を優に超える巨大同和地区であることは間違いない。