菊池山哉によれば、秩父には3つの古村があるという。そのうち、1つが旧大宮町にあった。
○町の入口から少しく川寄り、秩父街道筋に近い。
○白山神、祭日九月二十九日、昔は小屋懸をして、芝居をしたものと云。今は合祀して、其跡だけとなる。
○農家と日稼人、五十五戸ばかり。
「風土記稿」云。
横瀬村、寺阪の横瀬六郎右衞門の屋敷なり、その續きに、今市と稱して町屋あり、又河原と言ふ所に、長吏住みしが、横瀬斷絶せしかば、町谷は大宮へ移り、長吏は三本木へ移りしとある。横瀬村から來たもので、元からのもので、無いかも知れぬ。


