
学術・研究:部落探訪(209) 佐賀県 唐津市 橋本町
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橋本町は唐津市最大の部落で、1935年の記録では115軒とされている。そして、1980年代は220軒あったようである。 飛行機の時間に追われながらの探訪となった。
橋本町は唐津市最大の部落で、1935年の記録では115軒とされている。そして、1980年代は220軒あったようである。 飛行機の時間に追われながらの探訪となった。
1935年の記録では、唐津市西浜町に56戸の部落がある。山名伸作の福井県と佐賀県の同和地区現地研修記によれば1980年代にこの部落は30世帯程度で、同和地区指定はされなかった。
前回探訪した三反田からさらに北上し、唐津市内に入った。ここは唐津藩に属した地域で、佐賀藩において島原の乱への貢献から部落民が日蓮宗に改宗したという伝承とは無関係なはずである。しかし、ここでも部落と日蓮宗、そして番神堂は何 […]
佐賀県では高校生が全国部落調査をオンデマンド印刷してメルカリで販売したら役所から児童虐待された痛ましい出来事があったため、啓発のためにさらに探訪を続けた。今回訪れたのは佐賀市大和町松瀬の三反田(さんただ)にある部落で、い […]
今回は佐賀市の代表的部落、多布施3丁目を訪れた。1935年の記録では高岸という32戸の部落があったとされる。主な職業は食肉販売、屠畜であり、まさに部落のステレオタイプに合致するような部落であったと考えられる。
昨年、佐賀県では高校生が全国部落調査の復刻版をメルカリに出品したところ、県に事実上謝罪させられた上書籍を没収されるという児童虐待事案があった。そこで、佐賀県の部落についてはより一層の理解が求められるので、実際に訪れて研究 […]