カテゴリー別アーカイブ: 北海道アイヌ探訪記

北海道アイヌ探訪記(17)
阿部ユポ氏

三品 純 By 三品 純

アイヌには創価学会員が多い!?

いよいよアイヌ取材も佳境だ。残るは、北海道アイヌ協会の指導者的存在、札幌アイヌ協会・阿部あべユポ会長への取材である。そういってはなんだが有意義な取材ばかりでもなかった。例えば「アイヌとは何か?」そして「何をもってアイヌ民族」とするか? という問いかけをしても自分の名刺の裏に家系図を記し、それをもってアイヌを名乗る人もいた。アイヌ問題の研究員に質問をぶつけると「まだ研究中」という人もいた。

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北海道アイヌ探訪記(15)
トノトとサンマでアイヌ談義!?

三品 純 By 三品 純

トノトとサンマでアイヌ談義!?

今回のアイヌ探訪では人権団体の機関紙・専門誌に寄稿したり、シンポジウム、集会などに登壇する著名なアイヌ活動家の大半に接触することができた。部落解放同盟、朝鮮総連、民団といった団体に取材する場合、まず門前払いだ。解放同盟の場合は「帰れ」「お前に関係ない」「差別的な質問に答える必要はない」おおかたこういう返答が待っているものだ。

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北海道アイヌ探訪記(14)
アイヌの認定基準

By 鳥取ループ

結局のところ、「アイヌの定義」とは?

さて、いよいよアイヌ探訪も終盤となるわけだが、未解決の問題が1つある。結局のところ、アイヌの定義とは何なのかということだ。

誰でも自分がアイヌだと主張すれば、アイヌになれてしまうのではないか。その1つの反証がアイヌ協会の入会基準である。

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北海道アイヌ探訪記(13)
金子市議応援セミナー

By 鳥取ループ

アイヌ協会も支部によって考えは様々であり、また旭川のように独自路線を突き進むアイヌがいる。一方、「アイヌ利権」を追求する側の思惑も様々だ。

2014年9月20日、金子市議応援セミナー「絶体絶命・金子市議、アイヌ利権の闇を語る」が開催された。このセミナーを主催したのは、札幌市の保守系政治団体「日本のため行動する会」(日行会)である。

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北海道アイヌ探訪記(12)
アシリチェプノミ

三品 純 By 三品 純

さて、再び場面は第1回で登場した千歳市の蘭越らんこし生活館に戻る。

実は筆者は生活館の管理人に、とにかく肝心のアイヌ民族に会いたい、そして取材をしてみたい旨を話した。すると、地元の千歳アイヌ協会の中村吉雄会長にアポイントをとってくれた。

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北海道アイヌ探訪記(11)
アイヌ協会の不正会計

By 鳥取ループ

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アイヌ協会で相次いだ不正会計問題

2009年、北海道アイヌ協会では相次ぐ不正会計が明るみになった。アイヌ協会の機関誌「先駆者の集い」119号(2010年3月31日)では、2010年3月7日の臨時総会で秋辺得平氏がアイヌ協会理事から解任されたことが報告された。

その理由として「アイヌ文化振興財団助成事業とアイヌ民俗文化財保存・伝承活動事業に係る疑義と、非協力的態度」が挙げられている。同号では「補助金等に関する不祥事について」という記事が掲載されたが、500字程度の記事で「不適切な執行状況」があった旨が報告されているのみで、その中身は詳しく説明されていない。

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北海道アイヌ探訪記(10)
アイヌ民族否定論

By 鳥取ループ

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アイヌ研究者・河野こうの本道もとみち

2015年3月2日、河野本道氏が亡くなった。旭川の川村兼一氏が名前を挙げていた、アイヌ民族の否定論者である。

実は筆者は2014年9月に氏に会っていた。今思えば、生前にもっと聞くべきことはあったが、後悔先に立たずである。

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北海道アイヌ探訪記(9)
阿寒アイヌコタン

By 鳥取ループ

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阿寒にあるという「アイヌ部落」

北海道にアイヌ部落は残っていないのか尋ねると、必ずと言っていいほど話題に出てくるのが白老しらおい阿寒あかんである。

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北海道アイヌ探訪記(8)
旭川アイヌ墓地

By 鳥取ループ

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さて、旭川にはアイヌ文化がどれだけ残っているのか。

川村兼一氏によれば、昭和30年に北海道知事からイヨマンテ禁止令が出たのだが、旭川ではそれを無視してやったという。川村氏も既に3回やった。熊はどこから連れてくるのかというと、登別のぼりべつのクマ牧場からもらった熊でやった。

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