【神真都Q】「一般社団法人 神真都Q会」静岡県袋井市に 本部移転、地元の反応は?

カテゴリー: 陰謀論 | 投稿日: | 投稿者:
By 三品純

神真都Qが「一般社団法人神真都Q会」名で法人化したのは今年3月15日のこと。当時の本部は大阪市阿倍野区昭和町だったが現在は静岡県袋井市山崎に本部を移した。目前には「あべのハルカス」を臨む大阪事務所と異なり、袋井事務所は周辺に茶畑や農場に囲まれた一軒家。複数の活動家が逮捕される中、袋井市住民は警戒心を強めていると想像したが、付近の住民は「神真都Q」という名称を知らなかった。同市移転には地元協力者がいたが、本部機能というよりも“ 避難所”が実態に近い。

マスコミ、アベガ―はただの野次馬

安倍元首相の暗殺に対していわゆる“アベガ― ”なるアンチや著名人がSNSで罵詈雑言を浴びせている。そして事件の背景に「旧統一教会」(世界平和統一家庭連合)が浮上すると、マスコミもアベガ―らも一気に旧統一教会一色だ。いつもと同じ記者や識者がアジテーションを繰り返し、それにアベガ―が呼応する。ほんの少し前は旧統一教会と報じず「宗教団体」としていたものが、団体が公式会見に応じたらお墨付きを得たように実名報道。マスコミにありがちな「逮捕状は免罪状」と酷似するが、いつも同じことの繰り返し。しかし旧統一教会の弊害は長年、取沙汰されてきたことであって、このタイミングで騒ぐのは単純に“安倍ロス ”あるいは“アクセス数稼ぎ ”でしかないだろう。

神真都Qについても同様だ。逮捕者を出すまで「反ワクチン団体」というのが通称名。関西地方の元会員によれば「3月の段階でテレビ局や新聞に情報提供しても“やまときゅー ”の読み方すら知らなかった」と話す。3月といえばすでに神真都Qの活動は活発で各地でトラブルを起こしていた。逮捕以前に警戒する報道はできないものか。

コトが起きれば騒ぐ報道もアベガ―たちも所詮、予定調和の中で騒ぐ野次馬でしかない、と言ったら大好きなSNSで罵倒がせいぜいだろう。

大阪や 横浜ナンバーが 来てバーベキュー

袋井市本部。生活していた痕跡はなかった。子供の遊具がポツリ。

神真都Q本部は当初、東京都港区白金だったが反ワクチン・反マスク活動はむしろ関西圏の方が活発だった。背景としては神真都Qはトランプ応援デモから派生しており、トランプデモ自体が大阪中心だったことにある。それが全国に波及し、団体内では「エデンの村興し」と呼ばれる地産活動に発展していく。今回の舞台、東海地方でも反ワクチン・陰謀論筋の動きはある。

反ワクチン、マスク、陰謀論を提唱する呉市・谷本誠一市議が2月、釧路空港から出発するAIRDO(エア・ドゥ)機内でマスク着用を拒否し遅延騒動を起こした。谷本市議は現地の講演会に出席したが、当の主催団体の所在地は愛知県だ。

袋井市移転にも地域的な事情があると思いきや、結論から言えば単純に人間関係上の“ 一時避難所”という他ない。

本部が移転してきた袋井市山崎は静岡県らしく付近には茶畑が広がる。それ以外はどこにでもある住宅地だが、その一角の一軒家が本部建物だ。今月13日に都内の接種会場に侵入した疑いでリーダー格の岡本一兵衛こと倉岡宏行被告ら8名が逮捕された。地元でもさぞや関心が高まっている、かと思いきや周辺住民は

「あの家は見たこともない人が出入りしていたけどそんなことが? なんていう名前かもう一度、教えてもらえますか。神真都Q、これで“やまときゅー ”っていうの?」

まさに寝耳に水という様子。

「もともとSさんというお宅で家主さんが亡くなったからお孫さんが管理するとは聞いていました。でも全く付き合いがないから詳しいことは分かりません。賃貸物件になってSUUMO(不動産情報)に物件情報が出ていたけど、団体に貸したのでしょうね。ここ2、3日は全く人を見ないけど」(同)

また別の住民の話。

「何人かの男女はいたけど普通、引っ越して来たら挨拶ぐらいするでしょ。何もないからどんな人か不思議に思っていたけど。家の前の駐車場には大阪や横浜ナンバーの車が停まったり、外でバーベキューをしていたのは目撃したけど。神真都Qという団体は知らなかった」

三保の村興しイベントで資金提供を呼びかけ

神真都Q、参政党、あるいはれいわ新選組の支持者も同様かもしれない。「正義のため」「子供たちのため」「地球のため」、まともな判断能力があればこうしたフレーズはとてつもなく胡散臭く聞こえるものだ。しかし妙なもので額面通りに言葉を受け止める人々が相当数いることに驚く。あえて好意的に評価すれば「純粋」、しかしこうした論評で避けたい表現だが“ おバカさん”という他ない。気付けば私財を盗られていたというのは数々の新興宗教や自己啓発セミナーの古典的トラブル。

これだけ神真都Qが社会問題化してもいまだに「エデンの村興し」に協力する会員が存在することに呆れるが…。

すでに複数の元会員らからネット上で内情が暴露されており、神真都Qの活動も沈静化に向かっている。こうした中で袋井市移転は団体存続の一時避難所というのが当初の予想だったが、実は文字通り“リアル避難所 ”だった。

元会員によれば

「逮捕された活動家Nが夫妻で同市山崎(袋井市本部)に匿われていたのです。地元の活動家H氏が複数の物件を手配した他、山崎の一軒屋はS氏(先の住民の親族)が提供しています。2,3日前から姿を見せないと言っていた? それは逮捕されたからでしょうね」

市内の協力者H氏にも連絡してみたが、応じる気配はない。おそらくいずれ袋井市本部も移転という顛末を迎えるだろう。ただし静岡県内でも神真都Qの抗議活動は活発だったが、関係者が関心を寄せるのが先の村興し。

「5月末に三保(静岡市清水区内)で村興しイベントがあったんですよ。会員の間では“宴会リーダー ”と呼ばれる活動家が呼びかけて農作業をするというわけですが、早い話がただの宴会(笑)。肥料代7万5千円、耕運機5万円など総額18万円の資金協力を求めたけど、実際に農作業が続くかは分かりません」(同)

同地が神真都Qの村興し先に選ばれたのも地域的な理由というよりも「三保の〇〇〇〇さんという農家さんが場所を提供してくれたから」(同)

こうした農業活動は全国各地に広がっており「静岡よりも栃木県の畑の方が遥かに大規模」(ウォッチャー)との指摘もあり、当面は「エデンの村興し」は局地的に継続するだろう。

とは言え反ワクチン、反マスクを叫びデモをするよりかよほど健康的ではある。今後は農業サークル化していくのか? だとすれば土地トラブルも起こりえる。一方で先の元会員は今後の動向として「男女関係のトラブル増加」を苦笑交じりに指摘する。

「静岡の活動家Kは内部やウォッチャーの間でも“ 過激派”と揶揄され当初は真っ先に逮捕されると囁かれていました。会員からは一目置かれたKですが、県内の女性活動家の自宅に住み着いたことがオープンチャットなどで暴露されています。中高年が多い神真都Qですが、会員同士で男女関係に発展することも多いので(笑)」

そういえば袋井市本部も実際は活動家夫妻の逃避行先。なにしろエデンと冠するから「アダムとエヴァ」ではないけれど神真都Qの内情は“ 失楽園”…。DSや世界金融資本と主張自体は壮大だがその実、老いらくの恋では世界の支配者「DS」も呆れ顔といったところだろう。

三品純 について

フリーライター。法政大学法学部法律学科卒。 月刊誌、週刊誌などで外国人参政権、人権擁護法案、公務員問題などをテーマに執筆。「平和・人権・環境」に潜む利権構造、暴力性、偽善性を取材する。

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【神真都Q】「一般社団法人 神真都Q会」静岡県袋井市に 本部移転、地元の反応は?」への1件のフィードバック

  1. ユル雑 恭平

    失楽園(笑)
    共通の目的意識から勘違いの男女関係に発展するんだよね(笑)
    バカな奴らですよ(笑)

    返信

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