3月16日に横浜地裁が全国部落調査等の出版禁止を維持することを決定しましたが、それに対して東京高裁に保全抗告をしました。そして、その第1回目の審尋が5月26日に行われました。
「誤解を招く表現」と 部落が参加した祭りの記事が 宍粟市の広報から消された
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同じ神社の氏子ではないながら、他の4地区と一緒に伊和神社の祭りに参加するようになった宍粟市一宮町嶋田部落。2009年11月の「広報しそう」にその祭りの様子が掲載され、「幼いころから憧れてきた」と部落の出身者の喜びのコメントも載せられた。無論、市の広報に「同和」や「部落」といったことは一言も書かれていない。しかし、解放同盟から差別ではないかといった申し入れが市役所にあり、「誤解を招く表現」であるとして広報から消されてしまった。
未だに西日本に残る、行政による「同和タブー」の実態の1つだ。