
北海道アイヌ探訪記(17)阿部ユポ氏
アイヌには創価学会員が多い!? いよいよアイヌ取材も佳境だ。残るは、北海道アイヌ協会の指導者的存在、札幌アイヌ協会・阿部(あべ)ユポ会長への取材である。そういってはなんだが有意義な取材ばかりでもなかった。例えば「アイヌと […]
アイヌには創価学会員が多い!? いよいよアイヌ取材も佳境だ。残るは、北海道アイヌ協会の指導者的存在、札幌アイヌ協会・阿部(あべ)ユポ会長への取材である。そういってはなんだが有意義な取材ばかりでもなかった。例えば「アイヌと […]
サッポロピリカコタンの裏側に迫る 「施設と言えば札幌のピリカコタン(札幌市アイヌ文化交流センター/札幌市南区小金湯27)に行ったの?」 そう尋ねる石井氏。
トノトとサンマでアイヌ談義!? 今回のアイヌ探訪では人権団体の機関紙・専門誌に寄稿したり、シンポジウム、集会などに登壇する著名なアイヌ活動家の大半に接触することができた。部落解放同盟、朝鮮総連、民団といった団体に取材する […]
結局のところ、「アイヌの定義」とは? さて、いよいよアイヌ探訪も終盤となるわけだが、未解決の問題が1つある。結局のところ、アイヌの定義とは何なのかということだ。 誰でも自分がアイヌだと主張すれば、アイヌになれてしまうので […]
アイヌ協会も支部によって考えは様々であり、また旭川のように独自路線を突き進むアイヌがいる。一方、「アイヌ利権」を追求する側の思惑も様々だ。 2014年9月20日、金子市議応援セミナー「絶体絶命・金子市議、アイヌ利権の闇を […]
さて、再び場面は第1回で登場した千歳市の蘭越(らんこし)生活館に戻る。 実は筆者は生活館の管理人に、とにかく肝心のアイヌ民族に会いたい、そして取材をしてみたい旨を話した。すると、地元の千歳アイヌ協会の中村吉雄会長にアポイ […]
シリーズ記事一覧 アイヌ協会で相次いだ不正会計問題 2009年、北海道アイヌ協会では相次ぐ不正会計が明るみになった。アイヌ協会の機関誌「先駆者の集い」119号(2010年3月31日)では、2010年3月7日の臨時総会で秋 […]
シリーズ記事一覧 アイヌ研究者・河野(こうの)本道(もとみち)氏 2015年3月2日、河野本道氏が亡くなった。旭川の川村兼一氏が名前を挙げていた、アイヌ民族の否定論者である。 実は筆者は2014年9月に氏に会っていた。今 […]
シリーズ記事一覧 阿寒にあるという「アイヌ部落」 北海道にアイヌ部落は残っていないのか尋ねると、必ずと言っていいほど話題に出てくるのが白老(しらおい)と阿寒(あかん)である。
シリーズ記事一覧 さて、旭川にはアイヌ文化がどれだけ残っているのか。 川村兼一氏によれば、昭和30年に北海道知事からイヨマンテ禁止令が出たのだが、旭川ではそれを無視してやったという。川村氏も既に3回やった。熊はどこから連 […]
シリーズ記事一覧 筆者は石狩(いしかり)平野を後にし、内陸部の代表的都市、旭川市にやってきた。 道外の者にとっては、北海道を一括りに見てしまいがちだが、実際は北海道内でも地域によって風土は異なる。風土が違えば文化も違う。 […]
シリーズ記事一覧 「イランカラプテ、アイヌ政策推進室です」。北海道庁のアイヌ政策推進室に電話をかけると、最初に職員がこのような挨拶をする。イランカラプテというのは、アイヌ語の挨拶で「こんにちは」に当たるものだそうだ。
シリーズ記事一覧 金子快之市議 第1回の冒頭で説明したとおり、そもそも筆者がアイヌを探しに北海道に訪れたきっかけは、金子快之札幌市議(当時)のツイッターでの発言がクローズアップされ、マスコミなどの集中砲火を浴びたことであ […]
シリーズ記事一覧 しらおいポロトコタン 北海道で「アイヌを見たい」と言うと、よく勧められる場所が白老(しらおい)町である。 苫小牧(とまこまい)市の隣にある白老町は、千歳空港から自動車や鉄道で1時間ちょっとでアクセスでき […]
シリーズ記事一覧 萱野茂二風谷アイヌ資料館 新ひだか町から千歳に引き返す中程に、平取町(びらとりちょう)二風谷(にぶだに)がある。この地もアイヌで有名な場所だ。1965年資料によれば平取町には466世帯、2313人のアイ […]
シリーズ記事一覧 新ひだか町 1965年に当時の北海道日高支庁が日高のアイヌについて詳細な調査を行い、「日高地方におけるアイヌ系住民の生活実態とその問題点」(1965年8月1日 発行者北海道日高支庁)が刊行されている。こ […]
シリーズ記事一覧 人権・同和・そしてアイヌ 札幌市議会議員の金子|快之«やすゆき»氏が、2014年8月に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」とツイッターに投稿したことが物議を醸した。金子氏の発言には一部の人々が強く反発 […]