学術・研究:部落探訪(218) 茨城県 古河市 小堤 下宿

カテゴリー: 部落探訪 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 宮部 龍彦

1935年、現在の古河市の下宿しもじゅくという場所に、29戸の部落があった。その場所は用意に見つけることができ、住所表記では小堤こつつみである。

まず印象的だったのは、小学校がすぐ近くにあり、空き地が多いこと。

白山神社は少し分かりにくいところにある。アイキャッチ画像の家の横の舗装されていない道の奥だ。しかし、そこには意外にも新しくて立派な公民館があり、神社は小さいがこれも比較的新しいように見える。

石碑には、諏訪、峯という名字が見える。

神社の社殿は、これも関宿の辺りの神社と同じ作りになっている。

古い家と新しい家が入り混じっており、新しい家の表札の名字は様々なので、ここも人が多く移り住んできているようだ。

そして、ここにも月待塔がある。古くからある村は、関宿と共通点がある。

古い家の表札は、やはり諏訪か峯が多い。ただ、諏訪については小堤や周辺地域に全般に多く、特に部落の名字とは認識されていないようである。

車の通りも人通りも多くなく、とても静かな住宅地である。

そして、住宅地として便利なのは幼稚園と小学校がすぐ近くにあること。

小学校開始のギリギリまで寝ていられるのが嬉しい。

これらの空き地は古い家が取り壊された跡なのかと思ったら、もともと田畑や空き地が多いようだ。砂利が敷き詰められて整地されているということは、これから開発されるところなのだろう。ここも、おそらくは未指定地区である。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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