全国「くろんぼ」探訪(4)―京都府京都市南区 クロンボ

カテゴリー: 全国「くろんぼ」探訪 | タグ: , | 投稿日: | 投稿者:
By 宮部 龍彦

今回訪れたのは、京都市の洛中にある喫茶店、クロンボである。

筆者にとって京都の飲食店と言えば、一見さんお断りのように、いろいろと難しいイメージがある。もちろん、今回訪れたクロンボは一見さんお断りではないのだが、小さなお店なので、よそ者である筆者にはやや入りづらい雰囲気がある。

特選カレーが名物とのことだが、訪れたのは朝だったので、モーニングセットにした。

ミニサンドイッチは、ゆでたまごやスクランブルエッグではなく、半熟の玉子焼きのようなものが挟んであるところが特徴的だ。これが和風テイストでなかなか美味しい。

さて、本題の「クロンボ」について聞いてみると、答えは一瞬だった。

「看板にダッコちゃんがあるでしょ?」

やはり、静岡のクロンボと同じく、かつてのダッコちゃんブームに便乗した命名であった。

「クロンボという店に難癖つけまくった堺市の親子を知ってますか?」

と聞いてみると、

「昔そんなんありましたね。うちには来なかったですよ」

ということだ。

ここでも、黒人差別をなくす会の足跡は見ることが出来なかった。やはり川崎のクロンボはビギナーズラックというものだったのだろうか。

ところで、台湾、香港、シンガポール辺りには「黒人歯磨き」なるものがあると聞いたので買ってみた。

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この歯磨きも、かつてはポリティカル・コレクトネス・クレーマーによる迫害を受けたというが、頑なにブランドを守り続けている(もっとも、昔はDARKIEという英語名で、黒人の顔のイラストもいかにも「くろんぼ」という絵柄だったのが、抗議を受けてDARLIEと改名し、今のようにさわやかな絵柄になったらしい)。全国の「くろんぼ」も、この歯磨きのように死守されるべきだ。

ちなみに、台湾には「白人歯磨き」もあるという。しかし、こちらは黒人歯磨きほど売れていない。黒人の圧勝である。

ポリティカル・コレクトネス・クレーマーはそんなに平等が好きなら「白人歯磨きが売れないのは、白人差別だ」と発狂してみるべきではないだろうか。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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全国「くろんぼ」探訪(4)―京都府京都市南区 クロンボ」への7件のフィードバック

  1. 名無し

    黒人歯磨き粉は、黒い黒人歯ブラシもあります。竹炭配合とか何とか。台湾でCMを見ましたが、何処に黒人要素?という位真っ白でした。白い歯をイメージしてるのでしょうね。あと本当に黒人採用したら抗議が来るのでしょう・・・

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      黒人歯磨きの背景が実は有田家なのですが、3回行ったものの残念ながら誰も出てきませんでした。

      返信
      1. 斉藤ママ

        >「白人歯磨きが売れないのは、白人差別だ」と発狂してみるべきではないだろうか。

        これ、面白いね! ><

        返信
  2. 結婚してないのに嘘の奥さんのアカウントFacebookでつくって自己顕示欲みたすのどうかと思う

    返信