月別アーカイブ: 2016年2月

北海道アイヌ探訪記(2)新ひだか町シャクシャイン記念館

By 鳥取ループ

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新ひだか町

1965年に当時の北海道日高支庁が日高のアイヌについて詳細な調査を行い、「日高地方におけるアイヌ系住民の生活実態とその問題点」(1965年8月1日 発行者北海道日高支庁)が刊行されている。この資料から、当時の日高地域におけるアイヌの人口分布を知ることが出来る。日高は北海道の中でもアイヌが多い地域で、北海道のアイヌのうち6割がこの地域に住んでいたという。

1965年資料ではアイヌについて「民族」という表現はされておらず、一貫して「アイヌ系住民」と記述されている。一方、血縁関係を指して「人種」という表現を使い、「古くから「和人」との婚姻などによる混血によって同化が進んでいるので、人種としての「アイヌ」はすでに存在しないことがほぼ予想されているところ」との記述がある。

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部落探訪(3)大阪府堺市堺区協和町

By 鳥取ループ

今回は大阪市堺市にある協和町にやってきた。

1935年の「全國部落調査」によれば堺市耳原町、戸数880、人口3033、主業は日傭・商業、副業は履物修繕、生活程度は中とある。1958年には戸数1936、人口7358と二倍以上の規模になっている。大阪府内では、大阪市を除けば最大の部落である。

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北海道アイヌ探訪記(1)「アイヌ民族」を見に行こう

By 鳥取ループ

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人権・同和・そしてアイヌ

札幌市議会議員の金子|快之«やすゆき»氏が、2014年8月に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」とツイッターに投稿したことが物議を醸した。金子氏の発言には一部の人々が強く反発し、マスメディアはそれに概ね同調した。一方で金子氏の発言を強く支持する人もいた。しかし、大多数の考えは反対・支持のどちらでもなく、そもそもアイヌについて「知らない」「関心がない」ということだったのではないだろうか。

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