ついに「部落地名総鑑」の原典が発見される

By 宮部 龍彦

1975年11月に発覚し、翌月12日の部落解放同盟の記者会見によりその存在が全国に発表された「人事極秘 特殊部落地名総鑑」。果たして部落地名総鑑とはどのような物だったのか。

筆者は長らくその謎を追求してきましたが、奇しくも部落地名総鑑事件から40年にあたる昨年12月、部落地名総鑑の原典である「全國部落調査」(1936年 財團法人中央融和事業協會作成)を発見し、電子化に成功しました。

そのデータは、同和地区研究サイト「同和地区Wiki」に掲載しています。

この件については近日「追跡! 部落地名総鑑」と題して特集しますので、ご期待ください。

宮部 龍彦 について

ジャーナリスト、ソフトウェアアーキテクト。信州大学工学部卒。 同和行政を中心とする地方行政のタブー、人権ビジネス、個人情報保護などの規制利権を研究している。「ネットの電話帳」管理人。

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ついに「部落地名総鑑」の原典が発見される」への15件のフィードバック

  1. .

    中央融和事業協会編『全国部落調査』(中央融和事業協会、1936年)と比較してみると、さらに部落研究が捗りそうですね。

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  2. 復興大臣

    すごい資料が現存しているのですね。
    訂正依頼を1カ所。大阪府池田市は同和地区なしになっていますが、北F江がありますね。

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      間違えてますね。なおしておきます。
      できればぜひ編集にご参加いただけると有り難いです。

      返信
  3. 匿名

    同和地区wiki大阪府箕面市の
    旧地名の芝は一般地区です。
    北芝(きたしば)の誤りです。(北が付きます)
    自治会は今でも北芝自治会、

    返信
  4. 毛人具夢洲目海山城

    この本は国民全員の財産
    ぜひ発行して多くの人が気軽に手に取れるようにしないといけない

    返信
  5. えた

    間違えて2回同じ文章を押して投稿してしまいました。
    どちらかは削除してください鳥取さん

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  6. ピンバック: 新刊「全国部落調査」の予約注文を開始しました※中止 | 示現舎

  7. 名無し

    「森友学園問題」で森友学園が建設しようとしていた「大阪府豊中市野田10」の土地が、昭和40年頃から阪神大震災頃まで同和部落だったようです。航空写真が発掘されネットで見ましたら、長屋が国有地にびっしりひしめき合って建っていました。それで「部落」問題に興味を持ち、この豊中の部落でも立ち退き訴訟があったのか調べていてこちらのサイトに来ました。

    同和地区wikiをクリックすると「セキュリティに問題があります。すぐに閉じてください」と警告が表示されます。残念ながら名簿をみることができませんでした。改善をよろしくお願いいたします。

    返信
    1. 鳥取ループ 投稿作成者

      野田の土地は、昭和23年の時点ではただの田んぼです。よって同和部落ではありません。ただのスラムです。
      同和地区Wikiは私にはどうにもなりません。

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