カテゴリー別アーカイブ: 部落探訪

部落探訪(37)
兵庫県たつの市新宮町段ノ上南部

By 鳥取ループ

※示現舎はお盆休みのため、8月18日まで更新をお休みします。

今回は、訳あって兵庫県たつの市までやってきた。神戸以外の兵庫県は全国的には知られていないが、たつの市を知らない人は多くても、そうめんのブランド「揖保乃糸いぼのいと」を知らない人はいないだろう。

揖保乃糸は兵庫県の揖保川流域で作られるが、たつの市はその中でも中心地だ。「そうめんの里」にはレストランと販売所があり、本場の揖保乃糸を味わうことができる。
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部落探訪(36)
兵庫県宍粟市一宮町嶋田

By 鳥取ループ

今回は兵庫県の宍粟しそう市にやってきた。以前掲載した伊和神社の記事について覚えていらっしゃる方は既に察しがついていると思うが、伊和いわ神社と嶋田しまだ部落の関係について実際に現地で確認するためである。

嶋田部落は1935年当時で107戸あったというから、農村にしては大きな部落である。
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部落探訪(35)
神奈川県横須賀市野比“中村”

By 鳥取ループ

横須賀市野比と言えば、「ドラえもん」の主人公的キャラである「野比のび太」の名前の由来になったという説があるが、そこに部落があることはあまり知られていない。

最寄り駅はYRP野比駅。YRP(横須賀リサーチパーク)は駅の北西にあるが、部落は逆方向の南東にある。小字名は「中村」、1934年当時は11戸とちいさな部落である、
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部落探訪(34)
神奈川県横須賀市林2丁目

By 鳥取ループ

先日、武ハイムの話題をお伝えしたが、この武ハイムのルーツとなったのが、林部落である。武ハイムは当初は林部落住民の住環境改善のために建設された。

武ハイムから県道26号線を海に向かって進むと、途中に「武山市民プラザ」がある。ここは、実は武ハイムの建設候補地だったという。さらに進むと、別名「林ロータリー」とも言われる、林交差点に突き当たる。
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部落探訪(33)
京都府綴喜郡井手町井手段ノ下・浜田・下赤田・南猪ノ阪

By 鳥取ループ

混住率こんじゅうりつ」という用語がある。単位はパーセントで、ある地域の同和関係者の比率を表す。つまり、100%であればその地域の全員が同和関係者であり、0%であれば同和関係者は一人もいないということになる。

しかし、この混住率にはからくりがある。誰を「同和関係者」と見なすかは、自治体次第である。いわゆる「属地属人主義」であれば混住率は同和地区に古くから住んでいる人の割合ということになるが、「属地主義」であれば同和地区住民は全て同和関係者であるため、同和地区の混住率は常に100%となる。
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部落探訪(32)
神奈川県川崎市高津区下作延

By 鳥取ループ

川崎市下作延しもさくのべは、高津区役所の近くにあり、周囲には市税事務所や年金事務所や県税事務所がある。最寄り駅は東急線の溝の口駅か、JRの武蔵溝ノ口駅だ。

1934年の時点で世帯数は31、人口は155の部落であったのだが、周辺はかなり都市化が進んでいる。
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部落探訪(31)
神奈川県横須賀市馬堀町

By 鳥取ループ

横須賀市の最大の部落は馬堀町まぼりちょうにある。馬堀と言えば「馬堀海岸」が有名で、駅名も馬堀海岸である。

しかし、馬堀海岸と呼ばれる地域は、もとは遠浅の海だった場所を戦後に埋め立てて出来た。部落は現在の馬堀海岸から内陸側に細長く存在していて、1934年当時の世帯数は55、人口は330であった。
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部落探訪(30)
静岡県浜松市中区花川町(後編)

By 鳥取ループ

前編で賑わいでいた場所は、「ばらの都苑」である。鉄工所と茶畑を営んでいる男性が、バラが好きだった亡き妻の供養のために始めたバラ園ということなのだが、一般に無料で開放され、さらに無料で静岡茶も振る舞われていた。

筆者は訪れるまで存在を知らなかったのだが、全国でも珍しいバラ園であるため、ちょっとした観光名所になっているようだ。
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部落探訪(30)
静岡県浜松市中区花川町(前編)

By 鳥取ループ

静岡県浜松市中区花川町はなかわちょうは、かつては吉野町と呼ばれた、1000年以上の歴史がある部落である。

『しいの木の里 愛称標識の由来』(平成6年3月)によれば、延長元年(923年)に大和国(奈良県)より2人の朝廷の要人であった落武者が現在の芳池橋の辺り(花川町54番地付近)に居を構えたとの伝承があるという。
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部落探訪(29)神奈川県川崎市
宮前区馬絹矢中

By 鳥取ループ

今回訪れたのは、かなり都市化が進んだ部落である。1934年の時点で世帯数は21、部落名は「矢中」。現在の川崎市宮前区馬絹まぎぬが該当する。周辺地域は「宮崎台」との呼称もある。

ただ、都市に埋もれた部落であっても、大抵は様々な形でその痕跡を見ることができる。

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