カテゴリー別アーカイブ: 部落探訪

部落探訪(28)奈良県天理市嘉幡町

By 鳥取ループ

天理市嘉幡かばたは古代からの歴史があり、なおかつ朝鮮からの渡来人により開かれたとの記録がある、珍しい部落である。

1935年の記録では、73世帯、地名は「嘉幡西方」とある。その名の通り、現在「嘉幡町」と言われる地域には概ね2つの集落があり、そのうち西側が部落である。
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部落探訪(27)奈良県生駒郡三郷町立野南、立野北

By 鳥取ループ

奈良県最大の部落は生駒郡三郷町さんごうちょうにある。ここは奈良県都大阪府の境界にあり、最寄り駅のJR関西本線三郷駅から大阪の天王寺駅まで40~50分であり、大阪への通勤圏内だ。

立地もどちらかと言えば良好で。周囲の住宅は山の急斜面にある一方、部落は低地にあるのだから、立地は部落のほうがむしろいい。
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部落探訪(26)神奈川県川崎市麻生区早野

By 鳥取ループ

部落を探訪すると、何らかの痕跡が見つかるものだが、実は今回は全く見つけられなかった。そのため、読者に情報があればお寄せ頂きたい。

今回訪れたのは川崎市の早野である。全国部落調査によれば部落名は「下分」、世帯数は19とある。
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部落探訪(25)奈良県生駒郡安堵町東安堵北方

By 鳥取ループ

前回に引き続いて地元の部落に詳しい方に案内して頂き、奈良の部落を探訪した。今回やってきたのは安堵町あんどちょうの部落である。

案内人によれば安堵町と言えば奈良県の中でも「ガラが悪い」と言われる地域の代表格であり、安堵と言えば街全体が部落だと思っている人もいるということである。なぜそのように言われてしまうのか。
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部落探訪(24)奈良県奈良市古市町北古市

By 鳥取ループ

今から約10年前の2006年、中川昌史解放同盟古市支部長が5年以上にわたって、病欠扱いでほとんど出勤することなく奈良市から給与を受け取っていたことが問題となった。さらに、自身が所有するポルシェが市道の段差で傷ついたため、市に補償を求めていたことから「ポルシェ中川」と呼ばれるようになった。

この事件に縁のある部落が、今回訪れた北古市である。1935年の資料では世帯数255、人口1180、生活程度下とある。

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部落探訪(22)和歌山県田辺市中辺路町大川皆ノ川(後編)

By 鳥取ループ

芦尾小学校の跡地にある木材加工場から、熊野街道を白浜町方向へさらに1kmほど進むと、右側に山に入ってく道がある。この道がある谷が、「かいがわだに」である。

国土地理院地図では「かいのかわ」という読みだが、地元の人は「かいのがわ」と呼んでいるようだ。
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部落探訪(22)和歌山県田辺市中辺路町大川皆ノ川(前編)

By 鳥取ループ

亀井文夫監督作品、「人間みな兄弟」で「山また山の紀州の奥に12戸ばかりの部落がある」として紹介されている、和歌山の部落がある。亀井文夫監督の足跡と、この部落を特定できたと読者の方よりメールを頂いた。そこで、実際に現地に赴くことにした。

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部落探訪(21)神奈川県伊勢原市上粕屋

By 鳥取ループ

全国部落調査事件において、部落解放同盟神奈川県連の藤川正樹書記次長の陳述書が提出された。それによれば、伊勢原市では厳然と部落差別が残っているそうなので、実際に探訪してみることにした。

今回訪れたのは神奈川県伊勢原市上粕屋にある部落。石倉山、丸山と呼ばれた60世帯弱の部落で、高齢化が進んでいるとされる。

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部落探訪(20)東京都国立市谷保

By 鳥取ループ

全国部落調査事件において、裁判所に部落解放同盟東京都連合会国立支部の宮瀧順子支部長による陳述書が提出された。その中で、国立市の部落について詳細に説明されていたので、実際に探訪してみた。

国立市の部落は国立市谷保やほにある。全国部落調査によれば小字名は「下組」。1935年の時点で戸数20、人口158とある。宮瀧氏によれば「部落は20戸ほどの小さな部落」ということなので、当時から戸数は変わっていないということになる。

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